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映画
ジョニー・デップ、共演女優の「撮影中に暴言を吐かれた」に反論「他のメンバーの記憶とは大きく異なる」
(2024年3月21日12:00)

女優ローラ・グラウディーニ(52)が、映画で共演したジョニー・デップ(60)から撮影中に暴言を浴びせられたと非難して波紋を広げているが、デップの代理人が反論した。
米TMZによると、女優のローラ・グラウディーニが2001年の映画「ブロウ」(原題:Blow)でデップと共演した時に暴言を吐かれたと主張していることについて、「ジョニーは常にキャストやクルーとの良好な仕事上の関係を優先しており、この証言は当時撮影現場にいた他のメンバーの記憶とは大きく異なっている」反論して、グラウディーニを激しく非難しているという。
ローラは1月にポッドキャスト「Powerful Truth Angels」に出演した際にデップから暴言を受けたことを話していたが、それがネット上で再浮上しているという。
ローラはテッド・デミ監督に、デップとの共演シーで爆笑するように言われ、その通りに演技をしたところ、デップが怒って彼女に暴言を吐いたと主張した。
ローラの主張によると、デップはローラが爆笑したのはデミ監督の演出だったことに気づかず、彼女が意図的に彼の演技を中断させたと勘違いしたという。
「ジョニー・デップは、監督がカットと言うと、私のところに歩いて近づいてきて、私の顔に指を突きつけたの」とローラ。そして、デップが「何様のつもりだ?黙れ。私はここにいて、自分のセリフを言おうとしているのに、あんたは集中力を削いでいるんだ」と彼女を罵倒したと主張している。
さらに「このバカ。笑えないよ。黙ってろ」などと言ったという。ローラは「ただ涙をこらえようとしていた」と言い、デップはその後、形だけの謝罪になっていない謝罪をしただけだったと非難した。
デップの代理人は、前述のようにローラの主張は「他のメンバーの記憶とは大きく異なる」
として、デップを擁護する声明を発表したほか、「ブロウ」の音響技術者であるサム・サルカーがジョニーの言い分を支持していると語っている。はたして真相はどうなのか”暴言騒動”の成り行きが注目されるところだ。
映画のタイトルとなった「Blow」はコカインの俗語で、1970年代の伝説のドラッグ・ディーラー、ジョージ・ユングの波乱の半生を描いた作品。デップがユングを演じた。