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ハリウッド特急便
ジョニー・デップ、画家デビューコレクションが数時間で完売 5億円の売り上げ記録
(2022年7月30日11:15)
ジョニー・デップ(59)が画家として手掛けた絵画がロンドンのギャラリーで発売されて即日完売となり360万ドル(約4億8000万円)以上を稼いだという。英・米メディアが報じた。
米誌「People](電子版)によると、デップは、ロンドンのキャッスル・ファイン・アート・ギャラリーを通じて780枚のプリントを発売し、28日(現地時間)に販売開始され「ほぼ即座に」完売し、360万ドル以上を稼いだと英紙サンデー・タイムズが報じた。同ギャラリーは、デップの作品は「これまでで最も早く売れたコレクション」と発表した。
28 日の公開に先駆け、同ギャラリーはインスタグラムに、スタジオで絵を描くデップの仕事中の写真とデップの作品の写真を投稿した。(下のインスタグラム)同日、デップは、額に入れられ壁に掛けられた4部作のセットとポーズをとる自身の写真を公開した。(上のインスタグラム)
デップの「フレンズ&ヒーロー」コレクションは、デップが初めて正式に手がけたもので、ボブ・ディラン、エリザベス・テイラー、アル・パチーノ、キース・リチャーズの4人の肖像画が、単品とセットで販売された。デップは「よく知っている人、そして人間として彼にインスピレーションを与えた人」に焦点を当てたという。
同ギャラリーは「それぞれのイメージは、ジョニーの目に映る彼らの性格の親密な反映であり、彼らが彼にどのように自分自身を明らかにしたかを描写しています」とポップとストリートを融合させたアートについて述べています。「悪名高いキャプテン・ジャックスパロウの物腰にインスピレーションを与えた彼の親愛なる友人キース・リチャーズから、アーティストへのクリエイティブな影響は、ジョニーによる彼の鮮やかで不滅の描写に見られるボブ・ディランまで "と述べています。
限定版のポートレートは、それぞれ3973ドル(約53万円)、4枚セットは15040ドル(約200万円)でオンライン販売されたが28日に完売になったという。
デップはギャラリーを通じて発表したメッセージで「私はいつも自分の気持ちを表現するために、そして家族や友人、尊敬する人など、私にとって最も大切な人たちのことを考えるためにアートを使ってきました。私の絵は私の人生を取り巻いていますが、私はそれを自分自身の中に留めておき、自分を制限していました。誰も自分を制限してはいけないのです」とコメントした。
元妻アンバー・ハード(36)との名誉棄損裁判はお互いが上訴して泥沼化しているが、そうしたなかデップは映画「L.A.コールドケース」が8月5日から公開になり、ミュージシャンとして伝説のギタリスト、ジェフ・ベックとのライブツアーや、さらには画家として幅広い活躍ぶりを見せている。