ブラッド・ピット（60）は、アンジェリーナ・ジョリー（49）との娘シャイロが名前から「ピット姓」を外す手続きを裁判所に申請したことにショックを受けているという。

米誌「US Weekly」（電子版）によると、シャイロは5月27日に18歳になったのを機に、シャイロ・ジョリー＝ピットから「ピット」を外してシャイロ・ジョリーに名前を変更する書類を裁判所に提出したという。

関係者は、シャイロが自分で弁護士を雇い、その費用を支払って申請したという報道は事実だと語ったという。その申請はまだ承認されていないが、専門家は「18歳であれば、誰でも名前の変更を申請することができます。カリフォルニア州では、このような申請は自由に認められているので、誤解を招くような理由でない限り、名前を変更することができるのです」と指摘したという。

ピットはシャイロが改名を選択したことに「打ちのめされた」という。「彼にとって、それは名前の変更以上のものであり、何年にもわたって蓄積されてきた、より深い疎遠の象徴でした」と関係者は語ったという。

2016年9月に離婚したピットとジョリーには、長男マドックス（22）、次男パックス（20）、長女ザハラ（19）、次女シャイロ（18）、そして15歳の双子ヴィヴィアンとノックスの6人がいる。

ピット姓を外したのはシャイロだけではない。昨年11月、ザハラはスペルマン大学のアルファ・カッパ・アルファ社交クラブに入会する際、「ザハラ・マーリー・ジョリー」と名乗った。そして今年5月、末娘のヴィヴィアン（15）は、ブロードウェイで上演されたアンジーがプロヂュースした「アウトサイダーズ」を手伝ったときに、チラシにはアシスタント・プロデューサーとしてヴィヴィアン・ジョリーと記載されていた。

2016年、アンジーが離婚を申請。ロンドンから一家で帰国するプライベートジェット機の中で、酒に酔ったピットがアンジーと口論になり、アンジーに味方したマドックスに暴力をふるったことが原因と報じられた。そしてアンジーは6人の子供を連れてピットと住んでいた家を出て別居を開始。子供の親権をめぐって裁判で争ったが離婚が成立後、子供たちはアンジーのもとで結束していったようだ。2020年の父の日に、次男パックスはインスタグラムで 「あなたは何度も何度も、自分がひどい卑劣な人間であることを証明してきたなどと非難した。そして他の子供たちも、アンジーへの忠誠心から父親と距離を置くことに決めたという。親権問題は事実上アンジーの作戦勝ちの様相を見せている。