アンジェリーナ・ジョリー（４３）とブラッド・ピット（５４）が６人の子供の親権をめぐって争っていた問題で、合意が成立して４日から始まる予定だった法廷闘争は直前で回避されたという。米芸能サイト「TMZ」によると、アンジーの代理人は「２週間前に親権問題は合意に達して合意文書にサインした」と発表した。

２人は１２月４日からロサンゼルスの裁判所で親権問題と離婚の条件について争うことが決まっていた。判事は期間を来年６月までとしてその間に合意するよう促していたが、アンジーが来年１２月３１日までと期間を延長することを申請したため、長期化するとみられていたが、ここへきて決着に向けて進展があったようだ。 アンジーの代理人は「親権問題の専門家の勧めに基づいて決まった」と話している。

子供たちの親権をめぐる合意事項は非公開だが、財産分与の問題などまだ決まっていないことも多く、すんなりと離婚成立とはいきそうにないようだ。 ２０１６年９月にブラピが家族でロンドンから帰国する際に機内で泥酔したブラピが長男マドックスに暴力をふるったとして、アンジーが裁判所に離婚を申請。それ以来、６人の子供と一緒に生活しているアンジーは子供の単独親権を主張し、これに対してブラピは共同親権を主張して両者が譲らず裁判は泥沼化していた。