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ハリウッド特急便
ブラッド・ピット、フィンランドの美術館で彫刻家デビュー 彫刻作品9点出品
(2022年9月19日18:20)

ブラッド・ピット(58)が制作した彫刻の作品がフィンランドの美術館で展示され彫刻家としてデビューした。
英紙デイリー・メール(電子版)によると、17日(現地時間)、フィンランドのサラ・ヒルデン美術館で行われた展示会「Thomas Houseago's WE with Nick Cave & Brad Pitt」にピットの彫刻作品9点が出品された。ピットは、俳優、プロデューサーとしての素晴らしい経歴に新たに彫刻家を加えた。

ピットの友人であるアーテイストのデブラン・トルーがこの展覧会に参加し、自身のインスタグラムにピットの作品の写真を投稿して「昨夜、私たちの親愛なる友人であるブラッド・ピットの初めてのアートショーを祝いましたが、みんな驚きました。彼の作品は素晴らしいというのは控えめな表現で、彼は極度の情熱と意欲から創作する真の芸術家なのです」とピットの彫刻家としての才能を称えた。さらに「彼の芸術に対するひたむきな姿勢には、謙虚さと感動を覚えました。真のアーティストとコレクターが芸術を深く理解し、部屋中が愛で満たされた一夜となりました。私は、夫の親友をどれだけ誇りに思っているか、言い表すことができません。長い間、昼も夜も一緒に制作してきた二人ですが、これが夫の最初のアートショーのための時間を見つける励みになることを願っています」としている。

ピットの作品は、大きなものでは、棺サイズのブロンズ製の箱に手や足、顔が様々な角度で突き出しているもの(1番上の写真)や、石膏製の壁の彫刻(上から2番目)が出品された。
小さな作品では、プラチナ・シリコンで結晶化したオブジェに弾丸を閉じ込めた「Self-Inflicted Gunshot Wound to the House」(自身で家に撃った銃創)というタイトルの作品や、「Covidの時代に作られた」という木と木の皮でできた素朴なミニチュアの家の作品(下の写真)。さらには「Candole holder For Loved ones」(愛する人のためのキャンドルホルダー)と題した徳利のような形をした木製のローソク台などが展示された。

ピットは展示会には参加しなかった。これらの作品がいくらで売られるのか、売れたのかについては不明だという。このギャラリーでは、アーティストのトーマス・ハウザーゴや歌手のニック・ケイヴの作品も展示された。
ピットは、「オーシャンズ13」で共演したジョージ・クルーニー(61)と、「同じ仕事を任された2人の一匹狼のフィクサーの物語」と説明されているまだタイトル未定のプロジェクトで再びタッグを組む予定だという。