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ハリウッド特急便
アンジェリーナ・ジョリー、フランスのワイナリーをめぐる裁判でブラッド・ピットに勝利
(2022年7月23日13:40)
アンジェリーナ・ジョリー(47)が、南フランスのシャトー・ミラヴァルのワイナリーをめぐる裁判闘争で、元夫ブラッド・ピット(58)に勝利した。米メディアが報じた。
PageSix(米紙ニューヨーク・ポスト芸能欄)によると、2人は2008年、南仏プロヴァンス地方のブドウ畑があるシャトー・ミラヴァルを共同で購入し、そこにある有名なロゼの会社を所有し、それ以来ピットはワイナリーでワインを生産してきた。2014年に2人はシャトー・ミラヴァルにある古城の教会で挙式している。
2016年に離婚を申請したジョリーは、シャトー・ミラヴァルの自分の持ち株を酒類の販売大手のストリに売却した。ピットは「ジョリーは、意図的にピットに秘密にして、故意にピットの契約上の権利を侵害し、秘密裏に売却を追求し、そして完了した」と主張。ジョリーの関係者は売却に悪意があったことを否定し、ピットの訴えを「誤った物語」と主張していた。
そうしたなか、このほどジョリーのチームは、ピットと彼のビジネスマネージャー、彼の会社のモンドボンゴが文書提出することを申請した。これに対してピットの陣営は、ジョリーの書類と通信の請求を却下するよう裁判所に申請した。
ロサンゼルスの裁判所の判事は22日(現地時間)、ピットの申請を却下して、ピットと彼のパートナーはジョリー側の弁護士に書類を渡さなければならないと命令し、その決定を上訴するまで保留にすることもできないと述べたという。
ジョリーの関係者はPage Sixに「ピットは悪意のある破局と怒りを感じていることで、一般的なビジネス感覚を失っている。彼はただ、ジョリーへの憎しみを乗り越えることができないだけなのです」とピットを非難して「ストリが彼らのビジネスのパートナーになることは、合理的な人間であれば誰でもうれしいはずです。彼らは一流のマーケティングと流通を持っています」と言い、この会社がビジネスを成長させる大きな機会を提供していると主張してジョリーが持ち株を売却したことはピットのビジネスの妨げになるどころかビジネスを発展させるものだと主張している
しかし、ピットに近い関係者は、ストリとの取引は簡単なものではなく、ピットはジョリーとまだ結婚しているときに、ストリのオファーを断っていたという。より良い流通のために事業を売却するという考えは、彼の長年の計画に逆行するものだと主張。そして「(子供たちの)価値を維持するためには、このますます価値が高まり、拡大していく資産の完全な所有権を親が保持することが一番」としている。
ピットとジョリーは2004年「Mr.&Mrs.スミス」で共演して撮影中に交際に発展し、ピットは2005年にジャにファー・アニストンと離婚してジョリーとの交際を続行。2012年に婚約して2014年に結婚した。だが2016年ピットが長男マドックスに暴力をふるったとされる事件をきっかけにジョリーが離婚を申請。2020年に法的に離婚が認められたが6人の子供の親権をめぐる裁判はまだ続いている。