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映画
ブラッド・ピット、クエンティン・タランティーノ監督の引退作品に出演
(2024年2月2日11:30)

ブラッド・ピット(60)がクエンティン・タランティーノ監督(60)の引退作品となるとみられている10作目の長編映画「The Movei Critic」(原題)で再びタッグを組むことが分かった。米メディアが報じた。監督はかねてから10作で映画監督を引退すると語っていた。
米TMZによると、ピットはタランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年)に出演して、アカデミー助演男優賞を獲得。そして初めてタッグを組んだ2009年の「イングロリアス・バスターズ」もアカデミー賞に8部門でノミネートされるなど高い評価を得た。今回は3度目のタッグとなる。
新作「The Movei Critic」(映画評論家)は、2025年公開になる見込みで、タランティーノ監督の1994年のヒット作「パルプ・フィクション」を手掛けたプロデューサーのステイシー・シャーもプロデューサーとして参加している。また、ソニーがこの映画の配給権を獲得したといわれている。
監督は映画の内容についてまだあまり深く掘り下げていないが、タイトル通り、1970年代後半の映画評論家の人生を題材にしているという。撮影はロサンゼルスで行われる予定。監督は以前、カリフォルニアで映画を監督し始めたと語っている。
「レザボア・ドッグス」(1992年)(デジタルリマスター版が1月5日から上映中)で鮮烈なデビューを飾り、カンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞脚本賞を受賞した「パルプ・フィクション」(94)、「キル・ビル」シリーズ(03、04年)、アカデミー賞脚本賞の「ジャンゴ 繋がれざる者」(12)など数多くの斬新な作品を手がけた。監督は長い間、10本しか監督しないと明言していた。