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ハリウッド特急便
アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットの子供に対する新たな暴行疑惑を主張
(2022年10月5日15:50)

アンジェリーナ・ジョリー(47)が、2016年のプライベートジェットのフライト中に当時の夫ブラッド・ピット(58)とケンカになったときに、ピットが彼女の頭をつかみ、さらには子供の1人の首を絞めたと主張する新たな陳述書を4日(現地時間)、裁判所に提出したことが分かった。米メディアが報じた。
米PageSixによると、2人が共同所有していたフランスの古城シャトー・ミラヴァルと敷地にある葡萄畑とワイナリーをめぐる裁判で、アンジーは、ピットが「子供の1人の首を絞めもう1人の顔を殴った」と主張。さらには「ジョリーの頭をつかんで揺さぶった」と主張する陳述書を裁判所に提出したという。「ある時はジョリーにビールをかけ、ある時は子供たちにビールと赤ワインをかけた」とも主張しているという。
またジョリーは、子供たちに向かっていったピットを止めようと後ろから抱きつくと、ピットはジョリーを背中からはがそうとして、「飛行機の座席に後ろから身を投げ、ジョリーの背中と肘を傷つけた」と主張しているという。
「子供たちが駆けつけ、皆勇敢にお互いを守ろうとしました。子どもたちの何人かはは、ピットにやめてくれと懇願しました。みんな怯えていました。多くの子供が泣いていました」という。
2016年9月、ピットはこの事件をめぐってFBIから児童虐待の疑いで捜査を受けたが、米国連邦検事局の担当者は、事件担当者との話し合いの結果、ピットを起訴しないという結論に至ったという。「いくつかの要因から、この件での刑事告訴は追求されないことがすべての当事者によって合意された」と記録されているという。

ピットに近い関係者は8月に、「アンジェリーナと彼女のチームは必死に何かを見つけようとしています。これはすべて見せかけです。これはすべて、彼女が5年半前にすでに持っていた情報なんです。新しいことは何もないのです」と主張した。
しかし、ジョリーの弁護士は、この疑惑を調査したFBIの捜査官は「その日の行為についてピットを連邦犯罪で告発する相当な理由がある」と主張している。この飛行機でのトラブルの数日後にジョリーはピットとの離婚を申請した。
2014年8月に挙式した2人は、マドックス(21)、パックス(18)、ザハラ(17)、シャイロ(16)、ヴィヴィアン(14)、ノックス(14)の6人の子供がいる。機内の事件について当時、米メディアは酒に酔ったピットがジョリーに味方した長男マドックスを罵倒して暴力をふるったと報じていた。
ピットの関係者は「彼女は家族を犠牲にして自分のため6年前に起こった事の彼女の説明を蒸し返し、修正し、再構築し続けることは信じられないほど悲しいです」と語ったという。
ピットは前回の裁判で、相手の合意なしにシャトー・ミラヴァルの株とその収益性の高いブドウ畑を売却することはできないという契約があったが、ジョリーは無断で自分の持ち株を売却したと主張。ジョリーは今回「そのような『同意』合意が存在しない」ことを確認するよう裁判所に求めたという。ジョリーはまた、ピットが「彼女とその子どもたちに対するピットの肉体的・精神的虐待について法廷外で話すことを禁止する秘密保持契約書に署名するよう要求した」と主張。ジョリーは同意することを拒否したという。すでに法的にお互い独身と認定された2人だが、子供の親権をめぐって争いが続いており、さらにはワイナリーをめぐる裁判と”法廷バトル“が泥沼化の様相を見せている。