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アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットの虐待は「2016年の飛行機内の虐待のかなり前から始まっていた」と主張
(2024年4月5日12:15)
アンジェリーナ・ジョリー(48)の弁護団は、ブラッド・ピット(60)の虐待は、「2016年の飛行機内の虐待のずっと前から始まっていた」と主張して新たな波紋を広げている。
Page Sixによると、アンジーの弁護団は4日(現地時間)、ピットは、アンジーが厳密で広範囲な秘密保持契約(NDA)に署名しない限り、フランスのシャトー・ミラヴァルのワイナリーの一部を売却することを拒否したことを証明する証拠を公開しようとして、虐待問題に関する爆弾主張を行ったという。
アンジーとピットは、共同で所有していた南フランスのワイナリー「シャトー・ミラヴァル」の株をアンジーが売却したことをめぐって裁判で争っている。ピットはアンジーが無断で株を売却しワイナリーの運営に損害を与えたなどと主張していた。その裁判を有利に展開するための新主張とみられている。
法廷文書には「ピットのジョリーに対する身体的虐待の歴史は、一家が2016年9月にフランスからロサンゼルスへ飛行機で旅行するずっと前から始まっていたが、このフライトで彼は初めて子どもたちにも身体的虐待を向けた。その後、ジョリーはすぐに彼のもとを去りました」と書かれているという。
2016年のピットの「機内虐待事件」とは、一家がロンドンから米国に帰国するプライベートジェット機の機内で、ピットが酒に酔って長男マドックスに暴力をふるったとして、アンジーが離婚を申請。子供の親権などをめぐって裁判が続き19年に法的にお互い独身と認められ事実上離婚が成立したが、子供の親権をめぐって裁判が続いた。
アンジーの弁護士はまた、ピットが2021年、子どもの親権争いを解決するために、「電子メール、家族の予想される証言の要約、その他の証拠」からなる非公開の書類を裁判所に提出したことを知った後、アンジーの沈黙を「契約で縛る」ことを望んだと主張した。
ピットが提案したNDAは、「ミラヴァルに関連するかどうかにかかわらず、個人的な不正行為」をカバーするものだという。そして「ピット氏は、ジョリーさんがNDAによって黙らされることはないというのに、ジョリーさんのワイナリーの権益を購入することを拒否しました」と弁護士は主張しているという。
さらに「(ワイナリーの株の)彼女の持分を購入することを拒否し、その後彼女を訴えることによって、ピット氏はそのNDAがなぜ彼にとってそれほど重要なのか、そして彼がそのNDAによって葬り去られることを望んでいたこと、つまりジョリーさんとその家族に対する彼の虐待を直接問題にしたのです」と彼は続けた。
ピットをよく知る情報筋は、アンジーはさらなる法廷提出書類で「無関係または不正確な情報を提供することで、法的損失から目を逸らそうとしている。彼女は負けるたびに、この問題(ピットの虐待)に戻ってくるというパターンがある」とPage Sixに語ったという。
アンジーとピットは2008年にシャトー・ミラヴァルを一共同で購入した。広大な所有地には、受賞歴のあるスパークリング・ロゼワインで知られるブドウ園と古城があり、2014年に古城にある教会で挙式した。
2人にはマドックス(22)、パックス(20)、ザハラ(19)、シャイロ(17)、双子のヴィヴィアンとノックス(15)の6人の子供がいるが、2016年の「機内事件」以来、子供たちはアンジーと暮らしている。