「明日の食卓」と「アメリカン・ユートピア」のとっておき情報

(2021年6月4日12:30)

映画評論家・荒木久文氏が、「明日の食卓」と「アメリカン・ユートピア」のとっておき情報を紹介した。
トークの内容はFM Fuji「Bumpy」(月曜午後3時、5月31日放送)の映画コーナー「アラキンのムービーキャッチャー NEO」でパーソナリティ・鈴木ダイを相手に話したものです。

アラキンのムービーキャッチャー NEO/「明日の食卓」と「アメリカン・ユートピア」のとっておき情報
(映画トークで盛り上がった荒木氏㊨と鈴木氏)

鈴木    5月も最終日ですよ、荒木さん。よろしくお願いします。

荒木    そうですね。早いですね。今日は現在公開中の作品から2本ご紹介しましょう。まず「明日の食卓」という家庭っぽいタイトルなのですが、中身はなかなか大変な映画です。三人の母親たちが中心に描かれます。
三人の共通点は10歳の男の子を持っている母親だということです。 それぞれ 神奈川 大阪 静岡に住んでいて全く面識もありませんが、偶然三人とも名字が同じです。石橋さんといいます。
そしてもうひとつの共通点は それぞれのこどもの名前が、字は違うのですが、「ゆう」という名前の小学校5年生の息子がいるんですね。石橋ゆうくん。のお母さんたち三人ということですね。

一人目 長男のゆう君と弟の2人の息子を育てる神奈川県の43歳のフリーライター・石橋さん役は菅野美穂さん。
二人目 大阪に住む石橋さん、朝昼アルバイトを掛け持ちする、貧乏な30歳のシングルマザーに高畑充希さん。
そして三人目の、年下の夫と優等生の息子と囲まれて平穏に暮らす静岡在住36歳の専業主婦・石橋さんは尾野真千子さんが演じています。
それぞれ三人 忙しくも幸せな毎日を送る彼女たちでしたが、いろいろ些細な出来事をきっかけにその生活が、だんだんだんだんおかしくなっていって、育児に非協力的な夫の態度や、子供が学校で起こした問題などをきっかけに、徐々に壊れていきます。 それに続いて、母親たちの苛立ちと怒りの感情が、次第に子どもへと向けられていき、その幸せがだんだんと崩れていくというなんとも怖―い、映画ですよ。

アラキンのムービーキャッチャー NEO/「明日の食卓」と「アメリカン・ユートピア」のとっておき情報
アラキンのムービーキャッチャー NEO/「明日の食卓」と「アメリカン・ユートピア」のとっておき情報
アラキンのムービーキャッチャー NEO/「明日の食卓」と「アメリカン・ユートピア」のとっておき情報
「明日の食卓」(配給:KADOKAWA/ WOWOW)((C)2021「明日の食卓」製作委員会)(5 月 28 日(金)全国公開 WOWOW オンデマンド、au スマートパスプレミアム、TELASA にて、 6 月 11 日(金)より配信開始)

この映画の紹介のチラシのキャッチコピーには、こんな言葉があります。 そのまま読みますよ。

「ある日 一人の石橋ゆうという男の子が殺されます…息子を殺したのは、私ですか?」というなんともショッキングな言葉ですよね。 つまり、一人の母親が息子を虐待して子供は命を落とす? さあどんな結末になるのか?まあ、意外の結末とだけ申し上げておきましょうね。 この映画には今世の中の母親たちが持っている多くの問題 がすべて詰め込まれ、理想と現実の違いに三人が直面し、葛籐し、苦悩する様が浮き彫りにされています。

例えば 「夫は仕事、妻は家事育児」という従来の古い価値観を持つ周辺と 仕事の持つ主婦との対立。夫とのすれ違い、仕事と育児の両立、学校でのいじめや シングルマザーの困窮と貧困、それから、育児ノイローゼ、家庭内暴力など、この作品にはたくさん出てきます。

鈴木    問題点ばかりですね。

荒木    そればかりでじゃあないんです。少子高齢化、経済の衰退によるリストラ、ジェンダー平等の意識の高まりと現実のギャップと仕事と家庭のバランス、キャリアの問題、しつけ、家事の分担、義理の両親との距離感、などなど…こどもたちを取り巻くありとあらゆる問題がすべて、これでもかと取り込まれています。中身濃いですよ。

鈴木    これはミステリーになるんですかね?サスペンス?

荒木    両方の要素がありますよ。最後まで結果がわからず、筋立てが巧妙ですよ。 見た人は、現在同じような世代の子供を育てている人はもちろん、今自分が主人公になったように思うだろうし、子育てが終わった人も、ああ、似たようなことがあったなとか、今まで封印していた子育てに関する嫌な思い出なんかも蘇えってきて、よりリアルに感じられるかもしれません。つらい人も正直いると思います。
監督は「楽園」「糸」でおなじみの、社会派と言っていいでしょう、瀬々敬久さん。 映画の中では 別々のところに住んでいて、直接交わるこのとのない三人の母親の物語をパラレルに描いています。 短いカットをそれこそ目まぐるしく挟み込みますが、決してわかりにくくありません。それぞれの日常の変化や状況の変化がとても分かりやく描かれています。
原作は椰月美智子(やづきみちこ)さんという人の小説「明日の食卓」。もともと児童向け小説系の人らしいですね。
そしてたくさんの女優さんが出ていますが、中心の三人はもちろん、女優さんの演技力が輝いている作品です。ほかにも渡辺真起子さん、山口紗弥加さん、山田真歩さん、烏丸節子さん 真行寺君江さんが出演していますが、それぞれがとっても良い味出してました。 男性陣は 父親である夫や弟などがDVだったり、プータローとして出てくるのですが、誰も彼も、これでもかって言うくらい問題人間のクズ揃い。どうしようもない男たちです。そして 俳優さんたちもうまいですよ。
私ぐらいの年代になると 昔は専業主婦が圧倒的に多く、それぞれの家庭で子供も多かったので、なんかとってもラフに子供を育てていたんじゃないかと思いますね。

鈴木    昔とずいぶん違いますよね。

荒木    今は、母親も仕事も持っていて、子供と接する時間が少ないので、その中でいっぱい愛情表現しようとして、短い時間にたくさんの愛情を注ぎ込んでいるような気がしますね。
子供の数が少ないという事実とも相まって、変な意味でなく、大切に大切に 育てているんじゃないかと思いました。 深く深く愛そうとして、それがかえって母子の関係をおかしくしているんじゃないかとも感じました。
こんなこと言うと怒られちゃうかもしれないけど、10歳程度になったら、母と子の間にもある程度 適当な距離感が必要じゃないのかな?個人や家庭によって違うので一概には言えませんけどね。
この映画にはいろいろな感想があるでしょうね。 それにしても 強烈な印象を残してくれました。 「明日の食卓」という、間違いなく傑作です。 現在公開中です。

次は音楽映画です。まあ、単純な音楽映画とは言えないんですが。 5月28日公開の「アメリカン・ユートピア」という作品です。

アラキンのムービーキャッチャー NEO/「明日の食卓」と「アメリカン・ユートピア」のとっておき情報
「アメリカン・ユートピア」(5月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他全国ロードショー)(©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED)

鈴木    きたきたきたあ!!

荒木     これは専門分野である、だいちゃんに紹介してもらったほうがいいと思いますが、ちょっとアウトラインだけ、私のほうからお話しますね。
元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンでグラミー賞受賞アーティストのデビッド・バーンと映画監督のスパイク・リーがコラボした作品です。
2018年にバーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案に作られたブロードウェイのショーを映画としてスパイク・リーが再構築した作品なんですね。 映画の中では アルバム「アメリカン・ユートピア」5曲、バーンのトーキング・ヘッズ時代の9曲など、全21曲を披露。
映画の内容は、よくある、ステージコンサートを映像化したものではあるのですが、これがすばらしい。だいちゃん、見ていただきましたよね?

鈴木     素晴らしいですね!! 僕はね、荒木さんもご存知のように、もともとトーキングヘッズが大好きでこの業界に入ったようなもんです。だからデビッド・バーンのやってること、行ってることはすべて正しいというのが、根底にありながら、どこか、このおっさんなんかわからないところがありますよね。
画面見て、デビッド・バーン、歳取ったなと思ったんですけど 歳はとっても丸くなってないな、この方という感じです。やっぱりという感じが画面からビンビン伝わってきて・・・ 作品のチラシを見ると賛辞が羅列されていますが、まさしく息を飲むというのがぴったりの作品です。

荒木    そうですよね。

鈴木    私も仕事柄 音楽ライブ映画、たくさん見てきましたがこんなに素晴らしい、そして異質なライブ映画はないですね。
まず、デビッド・バーンとスパイク・リーのふたりのニューヨーカーが作ったという、スタイリッシュでシニカルさにあふれています。
ダンサーやバックバンドはジェンダーフリーで、多国籍年齢もバラバラな感じが今っぽいし凄いなー、ただ、残念なのはただひとつ、文句をつけるとすると、アジア系がいないことですね。

荒木    あーなるほどね、確かに。

鈴木    現在の、2021年にこの映画を撮るとしたら、おそらくご時世的にはアジア系が、一人二人はいるんじゃないですかね。
あとスパイク・リーは音楽モノを撮るのがうまいなあー。この人ミュージックビデオを たくさん撮っていますので、よくわかっているというか…。

荒木    そうですね。音楽はライブを見るのが一番といいますが、これは別ですよね。なんというか画面に表情があるというか興奮度が高いというか…。

鈴木    そうですね、結構、クローズドショットも多いじゃないですか?てことは カメラがステージ上に乗っていたか、クローズ・アップしていたか?

荒木    どうやって撮影しているのかわからない部分も 多いですね。

鈴木    カメラを邪魔だと思っていないように演じているからすごいし…。

荒木     そんなに広くない、まるで四角形の小さな箱みたいなステージですよね。 その舞台の上を彼らは縦横無尽に動き回っています。 衣裳は全員 薄グレーのスーツに統一されていて素足。

鈴木     そうなんですよね。調べてみたらデビッド・バーンが照明の人に聞いたらしいですよ。どんな色調がいいのか、グレーは明るい中でも映えるし暗くなってもいい…と。お揃いのスーツではだしですよね。

荒木     舞台上には、マイクやアンプやドラムセット、ケーブルなどの配線が一切ありません。

鈴木     そうですね。また、MCの部分がいくつかあるのですが、デビッド・バーンがちょうど、大統領選だったので「選挙に行こう」などと言って成り立ってしまっているところもすごい、アメリカではエンターテインメントとしてなりたつ、変に政治臭くならないところがすごいし、デビッド・バーンっぽい。

荒木     そうですね 後半になると、黒人差別により命を落とした方々の名前が読み上げられ、人種差別、貧富格差、移民問題といったアメリカの社会問題にも触れていきます。確かに久々に素晴らしいパフォーマンスを見たという感じです。

鈴木     凄いです。そして、タイトルが挙句の果てに「アメリカン・ユートピア」。 タイトルの意味を何を言いたいのだろうと、結構考えてしまいます。アメリカには、ユートピアがあるのかないのか?あきらめているのか、希望を感じているのか、タイトルが微妙です。絶妙であり、微妙ですよね。

荒木      デビッド・バーンは69歳とは思えない、身体のキレと息も乱れぬ歌声を披露してます。いい声ですよね。全く私と同じ世代ですよ。見習いたいですよね。

鈴木      ダンスしても汗かいてないんですよね。びっくりですよ。いやー130% おすすめの映画でしたよ。音楽ファンの方はぜひ行っていただきたいですね。
では、アメリカン・ユートピアの中から1曲聞いていただきたいと思います。 ステージのサウンドトラックから「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」。トム・ジョーンズもカバーしていましたね。 荒木さん、ありがとうございました。

■荒木久文(あらき・ひさふみ)1952年長野県出身。早稲田大学卒業後、ラジオ関東(現 RFラジオ日本)入社。在職中は編成・制作局を中心に営業局・コンテンツ部などで勤務。元ラジオ日本編成制作局次長。プロデューサー・ディレクターとして、アイドル、J-POP、演歌などの音楽番組を制作。2012年、同社退職後、ラジオ各局で、映画をテーマとした番組に出演。評論家・映画コメンテイターとして新聞・WEBなどの映画紹介・映画評などを担当。報知映画賞選考委員、日本映画ペンクラブ所属。

■鈴木ダイ(すずき・だい)1966年9月1日生まれ。千葉県出身。日本大学芸術学部演劇学科卒。1991年、ボストン大学留学。1993年 パイオニアLDC株式会社(現:ジェネオン・ユニバーサル)入社 し洋楽宣伝プロモーターとして勤務 。1997年 パーソナリティの登竜門であるJ-WAVE主催のオーディション合格 。
現在は、ラジオパーソナリティとして活躍するほか、ラジオ・テレビスポット、CMのナレーション、トークショー司会やMCなど、幅広く活躍。 古今東西ジャンルにこだわらないポピュラー・ミュージックへの傾倒ぶり&造詣の深さ、硬軟交ぜた独特なトーク、そしてその魅力的な声には定評がある。FM Fuji『GOOD DAY』(火曜午前10時)のパーソナリティなどに出演中。

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