-
映画
10月のおすすめ映画 文化放送「上地由真のワンダーユーマン」推薦
(2022年10月10日10:45)
文化放送「上地由真のワンダーユーマン」(月曜午後9時30分)でパーソナリティ―の上地由真と映画ソムリエの東紗友美さん、映画評論家の荒木久文さんの3人が10月のおすすめ映画を紹介して見どころを解説した。同番組では毎週テーマを設け“由真的”テイストで進行。毎月第1週目は「今月のシネマログ」と題し、その月に公開される話題の映画作品を上地由真と映画の専門家2人が紹介する。今回は10月3日の放送で「僕が愛したすべての君へ」、「君を愛したひとりの僕へ」、「スペンサー ダイアナの決意」、「もっと超越した所へ。」が紹介された。
上地 上地由真のワンダーユーマン!今週もよろしくお願いします。
今日は月に一度の映画をフューチャーする回、題して「今月のシネマログ」。映画ソムリエの「さゆみん」こと東紗友美さん、映画評論家の荒木久文さんとお届けしていきます。
よろしくお願いします!
荒木・東 よろしくお願いします!
上地 10開の映画の中から、私、上地由真とさゆみん、そして荒木さんの三人が「これはおすすめ!」と思った作品をご紹介していきます。まずはさゆみんから、おすすめをお願いします。
東 はい、私がご紹介するのは10月7日から同時公開される『僕が愛したすべての君へ』、そして『君を愛したひとりの僕へ』。こちらをおすすめしたいと思います。原作は乙野四方司さんの同名小説で、読む順番によって読後感が全く異なると、TikTokでめちゃくちゃ話題になった作品です。
ストーリーは、2つの作品はパラレルワールドが存在して、人はもう1つの世界を行き来していることが実証された世界のお話なんです。
『僕が愛したすべての君へ』は主人公が両親の離婚で母親と暮らしている高校生の高崎暦。ある日、別の世界から移動してきたという同級生・瀧川和音から、あちらの世界では恋人同士だったと言われます。もう1つの世界の自分とは何か、戸惑いながら彼女との交流を深めていきます。
そして『君を愛したひとりの僕へ』は主人公は両親が離婚し父親の方と暮らす小学生の日高暦。ある日、父の勤務先で佐藤栞という少女と出会い、お互いに恋心を抱くようになりますが、親同士が再婚してしまうとお互いが兄妹になってしまうので2人が結ばれることが出来ないということで、別の平行世界へ駆け落ちを決断することになる2人の物語なんですけども・・・この2本、今回すごくびっくりしたんですけども。同時公開するということで制作スタジオとかは違うんですよね。
荒木 そうですね、別の制作会社ですね。
東 そう、実は違って。それで公開されることになったんですけど。この作品、面白いのが『君愛』『僕愛』っていうふうに一般的には若い子たちは略しているんですけど、どっちを先に観るかで、正直言うとカロリー高めの映画になりますが2本絶対に観てほしいです!感動2倍、染み込むメッセージも2倍なので絶対2本観てほしいんですけど、
どちらを先に観るかで本当に結末変わります。
私は今回、一般的に『僕が愛したすべての君へ』から観るとちょっと切なくなると言われているので、今回私はね、秋だったので切ない余韻にしようかな、なんて『僕愛』から『君愛』、この順番で観たんですけど。いや本当によく出来ているなと感心してしまいましたね。なんかこういうお話って今までたくさんあったと思うんですけど、平行世界ですとか選ばなかった人生ですとか、これだけメッセージがしっかりしている作品はなかなかなくて。結局でも、私その後に『君愛』『僕愛』でも観て、結局2回ずつ観たんですけど、どちらから観ても描かれているのは、選択する人生、選択出来る可能性のある人生って素晴らしいなっていうふうに思える作品になっていて、かなり良かったなと思います、この作品観て。由真さん今回、私と逆に観てもらったんですよね。
上地 ああ、そうそう!私は『君愛』を観て『僕愛』を観たんですけど。『君愛』を観た時にちょっと、「こういう運命なの?」って思ったけど、『僕愛』で、「ああ、なんか良かったな~」って思いましたね。なんか実際こういう世界って本当にあるんじゃないのかなって、ちょっとワクワクする気持ちもあるし、あったら見たくないけどちょっと、いや覗いて、行ってみたい気もするな~、でもどうだろう~?って自分の選択がちょっとの選択でこうも人生が・・・。小さい選択かもしれないけど、それが重なって大きな人生が…なんかそういうことを考えさせられて面白かったです。
東 原作も面白くって、1章ずつ読むっていう人もいたんですよ。そうなんですよ。本だとそれが出来るじゃないですか、1章ずつ読んだり。本当によく出来るのが、映画って最初の経験が大切なので、どっちかしか私たちには取れないんですよ。切ない物語としての印象を残すか、幸せな物語として印象に残すか。これって唯一無二の体験映画だなって思いながらもこの作品自体、原作の乙野さんが中学2年生の時に自分の妄想で考えたお話らしいんですよね。
上地 え~っ!すごい…。
東 そうなんですよ。だからこその豊かな発想と言いますか、今までの平行世界ものとちょっと違いますよね。
荒木 そうですよね。今までの平行世界ものと違うのは、行き来ができない。例えば『スパイダーマン』の「マルチバース」なんかは一方的に来るけど、行けないでしょ?
上地 あ、たしかに。
荒木 そう。これは自由に行き来が出来るという、そういう設定を頭に入れておかないと。いろんな難しい単語がいっぱい出てきますけど、要はマルチバースというか、平行世界があって、そこに行き来が出来るんだよという前提をまず受け入れておく、と。そういう頭で観るということじゃないと、ちょっとね、戸惑うんで。そのあたりだけは準備しておいた方がいいと思います。
非常に面白い試みだと思いました。もう1つはね、配給の東映さんはね、これを必ず2つ観せるので入場料がね、倍になって入ってきて…。
上地・東 アハハハ!
荒木 両方必ず観るよね?
上地 観たくなりますよね。
荒木 うん。前半・後半とか分かれていると、前半つまらなかったから後半観ないっていうパターンがあるけど、これは、もう必ず2本観ないといけないなっていうことになって、入場料が倍で営業的にも素晴らしいなと。
上地・東 アッハハハ~!
東 映画業界が潤うといいですけど。
荒木 うん、そうですよね。
東 でもすごいですよね。もうぜひね、このなかなか出来ない体験を1回選んだらもうこの作品『君愛』『僕愛』、決まりますから自分の中で印象がね。
荒木 そうですよね、印象決まっちゃいますからね。
東 こういう体験ちょっと新しいと思いますので、ぜひ観てみてほしいなと思います。
荒木 まあ運命の…そのどっちを先に観るかで分かれ目ですからね。
東 なんかプロモーションでも面白くって、いろんなユーチューバーさんとかに「あなたはどっちから観たい?」とかその時点からもう始まってる、これも分岐点になっているわけじゃないですか?!私たちがこの後の物語がどういうふうに心に響いて、どういう選択をしていくか、私たちにも影響してると思うんですけど、ユーチューバーさんとかを呼んで「あなたはどっちから観たい?あなたはどっちから観たい?」という動画があがっているのでそれも面白いな~、なんて思って。
上地 う~ん、選択ですね。
東 そう、選択ですね。はい、ということで私がご紹介したのは10月7日から同時公開される『僕が愛したすべての君へ』、そして『君を愛したひとりの僕へ』でした。
上地 続いては、映画評論家・荒木さんのおすすめ作品です。
荒木 私の紹介はですね、10月14日公開の『スペンサー ダイアナの決意』という作品ですね。
先月ですか、エリザベス女王が亡くなってイギリス王室が注目を浴びましたけど、ダイアナ妃がフランスで交通事故で亡くなってからも今年で25周年なんですね。このタイトル、「スペンサー」というのはダイアナ妃の、元ダイアナ皇太子妃の旧姓ですよね。それがタイトルになっています。
この作品はですね、史上最も愛された元皇太子妃と言われて、今でも強い印象を残しているダイアナ妃がその後の自分の人生を変える決断をしたと言われる1991年のクリスマス休暇の数日間、具体的には3日間あったんですけど、それを描いた作品なんですね。
この1991年、王室ファミリーはいつもイギリスのサンドリンガムというところにあるエリザベス女王の宮廷でクリスマスを過ごすのが慣例になっているんですね。
この年もみんな集まったんですがそもそもダイアナ妃は道に迷って、女王より遅れて到着するというしきたりにはずれる行為をしてしまっているのですが、もう当時すでにダイアナ妃とチャールズは夫婦関係は冷え切っていて世間一般では不倫の話とか離婚の話が飛び交っていたんですね。王室ファミリーもダイアナ妃に対しては本当に非難と敵意を抱いていたんですけど、誰も平穏を装って何事もなかったように装って過ごしていましたよね。ダイアナさんは2人の息子たちと過ごす時間以外は、息が詰まるような雰囲気の中で食事の時も礼拝の時もスキャンダルを防ぐために見張られているという感じで、もう彼女の精神状態も限界に達しようとしているというのがよくわかりますよね。そういう状況の中で追い詰められたダイアナ妃は自分の生まれ故郷でもあるサンドリンガムで人生を変える重大な決意をする日間を描く…というものなんですけど。
クリステン・スチュワートが元ダイアナ皇太子妃を演じて、94回アカデミー賞で主演女優賞の初ノミネートを果たしたということなんですけども。彼女は今まで『トワイライト』とかね、活発な役が多かったんですけども。由真さんはまだご覧になってない?
上地 はい。
東 私、観ました。
荒木 どうでした?
東 まずスクリーンにクリステン・スチュワートの演技がもう本当に完璧で、蘇っていましたよね。生き写しのような、顔のパーツが全部似ているとかじゃないんですけども、もう似てるようにしか見えなくなってきて、命を与えられているような感じがして。そこにまず感銘を、すごいなって驚きましたし。あとは彼女の決断していく姿勢みたいなことに、同じ女性としていろいろ辛い状況にあるんですけど、勇気をもらいましたし。
ちょっとポップな話題なんですけど、このクリスマス、由真さん的に特に見てほしいのはクリスマス休暇の3日間の作品なので、本当にファッションが可愛いんです。
これね、荒木さんがその視点で観られたかはわからないんですけど。ドレス、そこに合わせるジュエリー…まあ衣装係さんが付くので。そしてプライベートのファッション、カジュアルなものからちょっとシックなものまで、ワンピースからパンツスタイルまで、「あ、これはもう全部スクラップしたい!」って思いました。
荒木 身内でご飯食べているだけなのに、素晴らしくドレスアップしてね、髪もきちんとしてね。アクセサリーもどれを付けてと全部決まっていてスタイリストが付くの。パジャマとか下着で食っているんじゃないんだよ。
上地 アハハ~!それは我々だね(笑)
荒木 そうそうそう(笑)
東 このアカデミー衣装デザイン賞を2回受賞した方が、今回の衣装のデザインを担当しているだけあって、その視点で見ても…。
上地 相当沁みますね~。
東 そうそうそう!ファッション、気になるじゃないですか、王室の方々の。なのでその視点でもね、引き込まれるところ、かなりあると思います。女性としては。
荒木 あと髪型がね、当時この頃はショートでちょっと耳を出している状況だったんですって、本当はね。ところがダイアナさんというと顔の周りに髪があるスタイル、それをわざと当時のように作っているというのと、本当にさっき東さんが言ったようにあまり似てないんだけど、なんか雰囲気がそっくりなんですよね。
クリステン・スチュワートは165センチで53キロしかないんだけど、ダイアナさんは178センチちかくあったんですね。で、56キロだからガリガリみたいな感じだったんだけど。でも彼女がダイアナさんにしか見えてこないっていうのはありますよね。
ダイアナさんの映画ってこれまでもいろいろ作られてきていろんな人がダイアナを演じているんですよね。まず『ダイアナ プリンセス最期の日々』。2007年の作品なんですけど、これは交通事故が起こるまでの最後の数日間を描いたドキュメンタリーですね。
一番有名なのが2013年の『ダイアナ』という作品で、離婚を決意した後のプリンセスから1人の女性へと自立していく時期が中心なんですね。子供たちにも会えないで、恋人ができて、人道的な活動を開始する頃で、事故死する前のちょっと前まで。これもよかったら見てくださいね。
ちょっと話が逸れちゃうんですけども、そのダイアナさん急死の際の様子を王室側というかエリザベス女王側から見るとどうなるかっていうのが2006年の作品で『クィーン』というのがあるんです。これはダイアナと不仲だったと言われるエリザベス女王が事故後、4日間も何の反応も見せなかったんですね。こういう態度に国民の不満が爆発して危機的状況に立っちゃったわけですよね。その時にエリザベス女王がどう対応したのか、というのを複雑な思いと共に描いた作品なんですけど。
話をダイアナさんに戻しますと、実は偶然ですがダイアナ妃の初の劇場ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』というのが現在公開中なんです。これは1981年に婚約する数週間前から死ぬまでの16年間にスポットを当てて、ニュースやホームビデオからいっぱい撮ってきています。彼女の生きた軌跡をね、ありのままを振り返っていますよね。まあドラマですからね、ダイアナの伝記映画じゃないので、その中で描かれていることが全部本当のことだと思っちゃ危険ですよね。スペンサーも含めて。これを頭において、ちょっと冷静な立場からいろんな映画を観るっていうことは大切ですね。変なまとめ方になりましたけど、私が紹介したのは『スペンサー ダイアナの決意』という10月14日公開の作品でした。
上地 トリは私、上地由真のおすすめ作品をご紹介します。
私が紹介するのは10月14日から公開の『もっと超越した所へ。』という作品です。
ダメ男の沼にハマる女性たちの恋愛物語で主人公の女性を前田敦子さん他3人の女優が演じていて、ダメ男をSeⅹy Zoneの菊池風磨さん、千葉雄大さんなどが演じています。
ストーリーはですね、前田敦子さんが演じるデザイナーの真知子はかわいい男の子が大好きなメンヘラ気質の女子。あることをきっかけに菊池風磨さん演じるバンドマン志望の
ヒモ男・怜人と付き合うことになります。そして元子役でバラエティタレントの鈴は千葉雄大さん演じるあざとかわいい男子の富と、金髪ギャルの美和はハイテンションなフリーターと、風俗嬢の七瀬はプライドの高い元子役の俳優とそれぞれどうにもならない恋愛を続けています。しかしダメ男たちの行動に我慢が出来なくなった女性たちの不満が爆発し、ついに別れの時がやってきますが…というお話です。
いや~、これはさゆみん、面白かったね!
東 めちゃくちゃに面白かったです。
上地 これ女子会の前に絶対観てほしいやつ。ああだこうだめちゃくちゃ話が盛り上がるよね。
東 2時間予定だった女子会、これ観たら24時間コースになる(笑)
上地 アハハハ!わかる!
東 それくらい語れることがあってー。
上地 なんかちょっとクズ過ぎない?とも思って~。思ったけど、どれかに当てはまる経験あるんじゃないのかなって思って。
東 4つの恋愛が出てくるじゃない。私は正直どれも似たような状況なかったにも関わらず、この演技力と会話の面白さで最終的に全部自分の経験かのごとく、この映画に出てくることが思っちゃって。今は全員元カレ気分、この4人が。
上地 アハハハハ!クズな元カレだね~(笑)
東 そう、クズな元カレたち。付き合った感じすらするぐらい(笑)
上地 でもなんかすごい最後は爽快感があって、スカッとするね。
東 本当にそうなんですよね~。
上地 これ、まあ女性目線じゃないですか。だからこれ男性から見たら…荒木さん、どう思ったのかな~?って。
荒木 あの…ひとつはね、クズ男ばかり悪く描かれてるわけではないんです。
まあそのままなんですけど。私はですね、クズ男を引き付けてしまう女の要素っていうのも問題があるんじゃないかなと。
上地・東 ああ、たしかにね~。
荒木 引き付けない人は引き付けないよね。一生ダメ男に縁のないうちのかみさんみたいな人もいるわけですよ。
上地・東 …ノーコメントで(笑)
荒木 だからそのあたり男の視点から見ると、君たちにもそういう要素があるからでしょ、と。一方的に男がね、悪いように描かれていますけど、そりゃしょうがないよね、というふうな感じをまず受けましたね。
上地 ああ~。
東 だからこの映画って、「ダメ男、ヤダよねー」で終わらせず、ちゃんと女性たちが自分のある部分に気づいていくっていうのがとても感動的で、こちらも前向きになれるし、なんか人類愛みたいな映画でしたよね。
荒木 ええ?そうなのかな~?
東 そう。
荒木 僕はね、ちょっと最後のところが、つまり「超越した所」ってどこだ?ということ。セリフであったでしょ?「私たちが何かを飲み込めば、多くを望まなければ意地と根性でもっと超越した所へ行けるんだ」とか言っているんだけど、「超越した」って何を超越するの?って。今の自分を超越してもっと男に合う自分を作りたいの?っていうようなイメージを受けましたよね。
東 っていうよりも、それも話としてはあると思うんですけど、たぶん超越するっていう言葉の選びのセンスがいいだけで、自分の世界の見え方を変えるっていう話に持っていくから、なんか秀逸な作品会話劇になっているんじゃないかなって思ったんですけど。こうやってね、もう今でもケンカしそうな…(笑)男女がね(笑)
上地 アハハハ~!
荒木 そう。こう討論が出来るね、そういう材料を提供してくれるのは本当に面白いし。まあ実際ね、本当にダメンズって私みたいな者から見るとね、見た目だけは男らしかったりする場合もあるんですけども、明らかにやっぱり性格が良くないダメンズがもてるっていう実質はあるわけです。事実は。これは絶対ある。
東 由真さんが思う一番のダメンズって何?ダメンズ要素。
上地 働かない。
東 イヤ~!ダメンズー!!やだー(笑)
上地 そこはダメだけど(笑)いや、だからダメ男の魅力的っていうのがすごくわかるんですよね。
東 おっ!そうなのー?
上地 菊池風磨さんとか、でも本当ダメだったけど。なんか憎めないっていうか、ほっとけない、っていうかそういうところもあるじゃないですか。
荒木 はっきり言ってね、女性の敵とも言えるね、ダメンズに惹かれてしまうっていう女性たくさんいますよね。私も何回かそんな思い、したことありますよ。
東 えっ、どういう…?!
荒木 やめろっていうのに行っちゃうんだよね。ダメ男に沼る条件っていうのはね、母性本能が強くて、何かと男性に尽くしやすいとかね、素直な性格だとか、押しに弱いとかね、外見重視だとかね、責任感が強いだとか、いろいろな要素があるらしいですよ。
上地 これね、10項目。今ね、荒木さんが…。
東 ダメ男に沼る女性の傾向ね。
上地 5個つきました。
東 私も10分の6ですね。
上地 6?!
東 6!でも結構少ない方だと思った。だって結構当てはまる子、多そうじゃない?これ見る限り。
上地 うんうんうん。6か、結構多いね。
東 やっぱりダメンズ、結論、女の敵ですね。みんなハマっちゃうんだよ(笑)
上地 アハハハ…ハマっちゃうんだね。気を付けないとね!
荒木 男もね、金遣いが荒いとか、浮気性だとか、無気力だとか、そういうのがダメ男の条件らしいんですけど。全部私…(笑)
上地 あれ?荒木さん、何個?
荒木 マメでイケメンだけがダメで…あとは全部当てはまりますよ。
上地 いや君、ダメ男じゃないですか(笑)
荒木 はい。
東 いやいや~。でもこれは…。
荒木 だってダメ男とダメ女でやってるんだからさ、しょうがない。
東 アハハハハ…。
上地 アッハハハ!すごいまとめですけども。ぜひ観て、こう語り合いたいですね。語り合ってほしいですね。
東 もっと超越した所に行きたい女子、今の自分を変えたい人、観てほしいですよね。
上地 観てください!ぜひ~!はい、ということで私がご紹介したのは、10月14日から公開の『もっと超越した所へ』でした。10月公開の映画作品の中から、それぞれの推しをご紹介しました。ぜひ皆さん映画館でチェックしてください。
映画評論家の荒木久文さん、映画ソムリエの東紗友美さん、ありがとうございました!
荒木・東 ありがとうございました!
■上地 由真
オーディションがきっかけで関西を中心に音楽活動開始。2007年シングル「shine day」などをリリース、以降全国各地でライブ活動やイベント参加。最近は女優としても活躍、舞台、映画などのジャンルにも進出。
■東 紗友美
映画ソムリエとしてTV・雑誌・ラジオなどで活動中。趣味は、映画ロケ地巡り。国内外問わず廻り、1年で100箇所以上ロケ地を訪れたことも。インスタグラムでも毎日映画に関する写真やコメントをほぼ毎日掲載中。
■荒木 久文
現在 複数のラジオ番組を中心に、新聞紙面 ニュースWEBなどに映画をテーマとした評論 批評 紹介 などの活動を展開。報知映画賞選考委員 ノミネート委員 日本映画ペンクラブ会員