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5月のおすすめ映画 文化放送「上地由真のワンダーユーマン」推薦
(2022年5月18:00)
文化放送「上地由真のワンダーユーマン」(月曜午後9時30分)でパーソナリティ―の上地由真さんと映画ソムリエの東紗友美さん、映画評論家の荒木久文さんの3人が5月のおすすめ映画を紹介して見どころを解説した。同番組では毎週テーマを設け“由真的”テイストで進行。毎月第1週目は「今月のシネマログ」と題し、その月に公開される話題の映画作品を上地由真と映画の専門家2人が紹介する。今回は5月2日の放送で「大河への道」「チェルノブイリ1986」「流浪の月」が紹介された。
上地 上地由真のワンダーユーマン!今週もよろしくお願いします。
今日は月に一度の映画をフューチャーする回、題して「今月のシネマログ」。
映画ソムリエの「さゆみん」こと東紗友美さん、映画評論家の荒木久文さんとお届けしていきます。
よろしくお願いします!
荒木・東 よろしくお願いします!
上地 5月公開の映画の中から、私、上地由真とさゆみん、荒木さんの三人が「これはおすすめ!」と思った作品をご紹介していきます。それでは早速 さゆみんのおすすめからお願いします。

東 はい。私がご紹介するのは、5月20日から公開の『大河への道』です。
これ、めちゃくちゃ面白かったです。大河ドラマの開発チームが発見してしまった200年前の江戸時代に隠された驚きの秘密を紐解く、笑って泣ける歴史発見エンターテインメントです。大河ドラマ実現を描く現代と、江戸を舞台に日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの二つの軸で展開していきます。
ストーリーは、舞台は現代。千葉県香取市役所では地元を盛り上げるための郷土の偉人・伊能忠敬を主役にした大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がります。しかし脚本作りのために歴史を調べていくと、伊能忠敬は実は日本地図の完成の3年前に亡くなっていたことが分かります。では誰が日本地図を作ったのか?そのミステリーを解き明かす舞台は江戸へ移り、そこでは忠敬の志を引き継いで地図を完成させるために弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していました・・・というお話なんですけども。
私ね、恥ずかしながら伊能忠敬、地図を完成させたと思っていました。全然知らなかったです。
荒木 学校では普通そういうふうに教わりますよね。定説にもなっているし。
東 そう!伊能忠敬といえば地図っていうイメージありましたし。しかしながらたしかに、なんでこれまでドラマになっていないんだろう?とも同時に思っていて、その謎が解けたんですけど。もう観終わる頃には、伊能忠敬、日本人なら必ず聞いたことのある名前だと思うんですけど、この人について40分くらいしゃべれるようになっているから、結構教育映画としてもすごく面白いんじゃないかなと思いました。そして弟子たちが要は完成させたっていうお話なんですけども、その弟子たちの情熱、志の高さが素晴らし過ぎて、観賞後いろんな日本地図を見て3日ぐらい涙が出るようになりました。この映画を観ることでちょっと地図に対しての思い入れが変わるなと思ったので、日常の見え方がレイヤーが一段深くなるというか。もう本当にそれでちょっとグッときてしまったんですけど。だから普段見るものの見え方の奥行きが深くなるっていうのは映画として素晴らしいあり方だなと思いましたし、あと私がびっくりしたのは、伊能忠敬さんが地図作りを始めたのがなんと55歳からだと聞いたんですね。やなせたかしさんとかもアンパンマンを50代から描き始めたって聞いたんですけど。そうやって舟を漕ぎ出すっていうのに年齢は関係ないんだな、っていう伊能さんの話を聞いて思いました。まさかの55歳から勉強を始めて地図を測定したっていう話はびっくりしてしまったんですよね。私、まだ35なんで、まだまだですもんね。そう思いました。荒木さん、いかがですか?
荒木 これ、落語家の立川志の輔さんの『伊能忠敬物語 大河への道』という創作落語を映画化したものなんですね。時代劇と現代劇を上手くシンクロさせて作ってありますよね。二重、二面というかね。
東 そうなんですよね。原作落語だと、現代パートと江戸時代パート、どちらかというと8対2で現代パートの方が圧倒的に多い作品だったらしいんですけども、映画化することによって3対7、要は時代劇の割合の方が多くしたらしいんですよね。
荒木 まあね、最近は歴史的な時代劇ってだんだん少なくなって、たしかにお客さんも入らないっていうのもあるんですけども、こういった世界観をしっかり持っていて、なんて言うの・・・もうちょっと前に『武士の家計簿』とかありましたけど、ちょっと今までと違った切り口のこういった時代劇というのはとっても面白いですよね。可能性が広がるように思いますし、皆さんが観ても楽しく日本の偉人の理解とかも出来るし。大変いい試みじゃないかなと思いますね。
東 荒木さんに聞きたいなと思ったんですけど、私が特に刺さったのが全く江戸パートも現代パートも同じキャストがやっているじゃないですか。キャストのチームが一緒なんですね。だからすごくグッとくるものがあったんですけど。どうでした、その辺?
荒木 そうですよね。ちょっと面白いアイデアの世界観ですよね。そのあたりのシンクロが、「ああこういう人がいたんじゃないかな」と思う想像の中で出るので、まあ観ていただくとよくわかるんですけども、非常に親しみが湧く効果がありますよね。
東 ちょっと厳しい女上司を北川景子さんが現代パートで演じているんですけども、江戸時代パートでは頼れる姉御だったり。ちょっと親和性が、「あ、この人がこの人ね!この人とこの人ね!」みたいなのが面白いんですよね。
荒木 ただやっぱり時代劇の今の日本の第一人者の一人だと思うんですけど、中井さんの時代劇の立ち振る舞いとかはさすがにすごいなと思いましたね。
東 やっぱりあれをスクリーンで観ると見応えがありますよね。グッときますよね。コメディチックで笑えるんですけども、本当に感動もしました。ドローンもなかった時代にどうやってあんな精密な地図を作ったんだろう?って、その秘密がわかるような作品になっていますのでぜひ観てみてください。
私がご紹介したのは、5月20日から公開の『大河への道』でした。
上地 続いては、映画評論家・荒木さんのおすすめ作品です。

荒木 はい。私がご紹介するのは、5月6日公開です。『チェルノブイリ1986』というロシア映画ですね。ウクライナ語だと「チョルノービル」というふうに言うらしんですけどね。まだウクライナがソビエト連邦だった頃、世界を震撼させたチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故。皆さん覚えていますよね。そこに命を懸けた一人の消防士の姿を描いたドラマなんですね。
消防士のアレクセイ、彼はかつての恋人と10年ぶりに再会して彼女と新たな人生を歩もうとしていたんですけども、地元のチェルノブイリ原発で爆発事故が起きてしまいます。事故対策の会議に出た彼が知らされたのは、水蒸気爆発の危険が迫っていて溶け出した核燃料が貯水タンクに触れた時にはヨーロッパ全体が汚染されるほどの大量の放射性物質をまき散らされるという事実だったんです。アレクセイはこれを防ぐために放射線量が極めて高い地下水路のタンクの排水弁を手で、手動で開けるという決死隊に志願するというストーリーです。お二人は観ていただけましたでしょうか?
上地・東 はい、観ました。
荒木 どうでした?
上地 すごい緊迫感がもう…伝わって。なんか今の状況と重ね合わせて、やっぱり観てしまいましたね。愛する人たちのために消火活動にあたる姿とか、こっちも体が熱くなってくるような感じで、胸がちょっと苦しくなりましたね。
東 なるほど。私も観て、ただ『チェルノブイリ1986』っていうタイトル的に、ちょっと今の世界情勢的にどんな作品なんだろうって思っていたら、もう本当にヒーローの映画で。アルマゲドンなんですよね、元々は。なので、たくさんの方が歴史を学びながらも、そのヒーローがどういう気持ちで地球の危機に向き合ったかというふうにわかる、だから皆さんの心に響く本当にヒーローの映画になっているというところをすごく言いたいなと思いましたね。
荒木 消防士や原発の職員を実話にしたベースのドラマはですね、知られざる英雄たちがいたっていうベースのこの手の映画ですが、9・11(アメリカ同時多発テロ事件)の時の『ワールド・トレード・センター』だとか『ナインイレヴン 運命を分けた日』もありますし。日本でも『Fukusima 50』という映画もありますしね。ですから映画自体は新しい視点や方法が加えられているんじゃないんですけども、お決まりのずさんな管理とか責任転嫁だとか、当時の政府のあまりにもひどい軽い原発への危機意識とか、そういうのが目立っていますよね。そういう意味で本当にそういう危ないところに今回のウクライナ侵攻で爆撃しているなんて信じられないことも重ね合って、震えるような映画でしたよね。
ちょっと本来の作品紹介とは外れるんですけど、今回のウクライナ侵攻に関して、この事態に関して映画的によくわかる作品がいくつかあるんですね。どうしてこの2つの国が決定的な対決状況に陥っているかということをわかりやすく描いたドキュメンタリーな映画がですね、『ウィンター・オン・ファイヤー・ウクライナ 自由への闘い』という作品があります。これは2015年に作られたんですけどね、例のマイダン革命という93日間を追ったドキュメンタリーなんですね。前の大統領を倒した革命の時のお話です。これはアカデミー賞の映画にもなった作品なんですが、これを見ていただくと今の状況がよくわかります。またウクライナの今を予言したとも思える作品が今月急遽、公開されることになったんです。5月21日に公開されるそのタイトルが『ドンバス』。ドンバスってわかりますよね?ニュースでよく出てくる東の方ですね。ロシア寄りの地域です。今、激しい戦闘が行われている地域なんですが、驚くことにこの映画、ドキュメンタリーじゃなくて劇映画でコメディなんですよ。
上地・東 へ~!
荒木 この作品は今回の戦争が起こる前の2018年にセルゲイ・ロズニツァという監督が制作した映画なんですけども、両国の歴史的なしがらみや無法地帯で起こすフェイクニュースだとか暴力だとか公権力による汚職なんかを描いていて、その年のカンヌの監督賞を受賞したんですね。面白い劇映画でブラックコメディですから絵空事なんですけど、問題なのはそれが今、事実になっちゃっているということなんです。もう予言していたかのような、シャレにならない、そういうものが映っているということなんですよね。こういうものを観ていると、監督の先天性というかすごい素晴らしい。ちょっと変わった監督なんですけども。この監督は日本では去年あたりからドキュメンタリーが得意な監督なので『群衆』というタイトルの3部作が公開されているんですよ。粛清裁判とか国葬とか、いわゆるスターリニズム、旧ソ連時代のドキュメンタリーなんですけど、どれも長くて難解なんです。私も観ましたけど、これとっても興味深くて面白かったです。
もう一つ余計なことなんですけど、ウクライナっていう国はですね、映画史的にはすごく重要な作品を各都市を舞台に作られているんですよ。代表的なのは1925年、無声映画の時代なんですが『戦艦ポチョムキン』という作品。ソ連のエイゼンシュテインという監督が作ったもの、教科書みたいな映画なんですけど。黒海に面した町・オデッサ。海の近くですね。オデーサと今は言われていますけど。「モンタージュ」だとか「オデッサの階段」という映画関係の学校や教科書には必ず載っているような、それが撮影されたとこなんですね。
東 モンタージュ理論が生まれた映画ですね。
荒木 そうですね。あともう一つはよくニュースで出てくるヘルソンという町。これは最も有名なのは1970年の『ひまわり』の舞台になったとこなんですよ。『ひまわり』ご存知ですか?
東 ソフィア・ローレンの?
荒木 はい。ソフィア・ローレンの『ひまわり』。そこで撮影されてるんです。
見渡す限り一面のひまわり畑のショットが有名ですよね。この映画はですね、緊急上映、今やってます。上映の一部、収益の一部は人道支援のために寄付されるそうです。ちょっとね、横道にずいぶんそれてしまいましたけども…。
上地 でも素敵な作品がいっぱい。
荒木 はい。『チェルノブイリ1986』というロシアの作品をきっかけにいろんなところの映画をご紹介してみました。

上地 「今月のシネマログ」、トリは私、上地由真のおすすめ作品をご紹介します。私がご紹介するのは、5月13日から公開の『流浪の月』です。この作品は2020年本屋大賞で大賞を受賞した凪良ゆうさんの小説を原作にした作品です。
まずストーリーからです。ある日、雨の公園で10歳の少女・更紗がびしょ濡れになっているのを目にした19歳の大学生・文は傘を差し出すんです。引き取られた伯母の家に居場所がない更紗の気持ちを知って「うちに来る?」と声をかけて、そのまま文の家で2か月間過ごし、そのことで文は誘拐犯として逮捕されてしまうんです。世間を騒がす事件となって、二人は被害女児とその加害者という烙印を背負って生きることになるんですけども、それから15年後、更紗は恋人と暮らし、文も穏やかな日常を取り戻していましたが思わぬ再会を果たします・・・というお話で、文を松坂桃李さん、更紗を広瀬すずさんが演じています。私、原作も読んだんですけど、世界観もそのままで素晴らしい作品なんですけど、観終わった後がとにかくすごい余韻なんですよ。
東 作品もしっかり上映時間を取っていますしね。
上地 本当にちょっとしんどくなっちゃうような重みのある作品なんですけど。主演のお二人もそうですし、横浜流星さんも、これ演じるの本当にしんどかっただろうなあ、って。もうそれぐらいそれぞれの葛藤とか痛みが表情から伝わってきて、心がえぐられるようで目が離せなかったです。どうでしたか?
東 私も本当にグッときて、今年絶対に外せない、日本アカデミー賞にも関わってくるような作品だと思うんですけども。作品としてはやはり出来が安定的に良かったんですけど、とても考えさせられましたね。この二人は事件の見え方によっては加害者と被害者になってしまうじゃないですか。それは真実として事実としてあるので仕方ないんですけど、やっぱり事件のそういう被害者、加害者になった人を世間ってほっといてくれないんだよな、っていうところをとても考えてしまいましたね。自分の人生に関係がない人をこれだけ追い回したり、それって今のネットのいじめとかもそうだと思うんですけど、そういうのと変わらない本質的な怖さ、これは今の時代性にとっても合っているなと思って。だってみんな自分の人生に関係ない人の、不倫は良くないですけど不倫した人を奈落の底に突き落としたりとか、いろんなスキャンダルの人、その人が再起不能なまでに潰すじゃないですか。年月が経ってようやく立ち直ろうとしても、悪いことをしてしまった場合はもう本当にしょうがないし難しい問題なんですけど、自分の人生に関係ない人をほっとけない人たちがいるっていうことの怖さにずっしりきてしまいましたね。今後考えていかなきゃいけない問題だと思うんですけども、はい。
上地 荒木さん…。
荒木 これ監督が有名な李相日監督。有名ですよね、『怒り』とか『悪人』とか作っている人
。
上地 全部ずっしりきますね、観終わった後。
荒木 はい、そうですね。広瀬すずさんは、李監督とは『怒り』で組んでいて、ここでもすごい役をやったんですが、今回は複雑な役どころでとても悩んだそうです。どうしていいかわからない、というふうに悩んだそうです。それでまた松坂さんも、本当に僕史上一番難しかった、と言っていますよね。
東 いろんな役をやっている彼が?
荒木 そう。横浜流星さんと広瀬すずさん、ベッドシーンなんかもあってね、初めて。横浜流星さんも今までとは違った、ただのイケメン役じゃない、ちょっと突っ込んだ役をやっていて。
上地 今までとイメージが変わりましたよね。
荒木 そうだね、ひとつ飛躍したと思います。もうひとつはね、李監督のチームっていうかね、撮影なんですけども、ホン・ギョンピョという人が撮っているんですよ。
東 おぉ~!今回そうなんですよね。
荒木 これは例の『パラサイト 半地下の家族』の撮影監督だった人なんです。これがね、意識して観るとわかるんですけど、最初のシーン。嵐が来るシーンがありましたよね。美しい陽の光が一瞬流れていくという印象的なシーンなんですけども、このシーンひとつでもうこれから始まる不穏な空気、なんか胸がゾクゾクするような、そういうところの表れですね。ここでこの映画、ああ素晴らしいなと引き込まれるみたいなこと。あとは他にも画質だとかサウンドデザイン、照明もちょっとホラーっぽく緊張感がずっと続くわけですよ。だから今、由真さんが言ったみたいに重厚感がすごくて本当に印象が後まで響くような効果を出しているわけですよ。ここが素晴らしかったですね、まず。あと俳優さんもさっき言った広瀬すずさんの子供時代をやった白鳥玉季さんていうんですけど…。
東 今もう大注目ですよね。
荒木 有名な子役ですよね。よく似てるのね、顔が。
上地 ね!思いました。
荒木 子役が似てるって大切なことなんですよ。観る人の感情の移入の度合いが変わってくるの。特に現代と今、昔をシンクロする場合にはストレスないんですね、似てるから。そういうことでも今回の配役は成功ですよね。松坂さんに関しても、僕も原作を先に読んだんですけど、誰が合うのかなあって思ったんですよね。
上地 たしかに、思いましたね。
東 お二人は原作を…。
荒木 はい、先に読んだんですよ。で、松坂桃李さんとは思いつかなかったんですけど、でも映像で見せられるともう、「ああ、松坂さんしかいないな!」っていう気にされる。
上地 ぴったりだなって思いましたね。
荒木 うん、そうそう。そんな感じもね、あったところで、これは松坂さんとすずさんの新しい代表作になるんじゃないかという気がします。長い小説をこれだけにまとめたので、見てない部分、ちょっと見せられなかった部分も正直あることはあるんですけども。
上地 すっごいたくさんカットを泣く泣くされたみたいな…。
荒木 そうですね。そういうことでしょうね。あれずいぶん長い時間撮っているでしょうね。あとはね、「事実と真実は違う」という印象的な言葉がありましたけれども、さっき東さんが言ったようなところにも通ずる非常に重い映画で、だけど残る映画でしたね。
上地 はい。私、上地由真のおすすめ作品は、5月13日から公開の『流浪の月』でした。5月公開の映画作品の中から、それぞれの推しを紹介しました。ぜひ映画館でチェックしてください。
映画評論家の荒木久文さん、映画ソムリエの東紗友美さん、ありがとうございました!
荒木・東 ありがとうございました!

■上地 由真
オーディションがきっかけで関西を中心に音楽活動開始。2007年シングル「shine day」などをリリース、以降全国各地でライブ活動やイベント参加。最近は女優としても活躍、舞台、映画などのジャンルにも進出。
■東 紗友美
映画ソムリエとしてTV・雑誌・ラジオなどで活動中。趣味は、映画ロケ地巡り。国内外問わず廻り、1年で100箇所以上ロケ地を訪れたことも。インスタグラムでも毎日映画に関する写真やコメントをほぼ毎日掲載中。
■荒木 久文
現在 複数のラジオ番組を中心に、新聞紙面 ニュースWEBなどに映画をテーマとした評論 批評 紹介 などの活動を展開。報知映画賞選考委員 ノミネート委員 日本映画ペンクラブ会員