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ハリウッド特急便
レディー・ガガ、愛犬強奪事件の報奨金をめぐる訴訟で勝訴 原告の2億円請求を棄却
(2023年7月11日11:45)

レディー・ガガ(37)が、盗まれたガガの愛犬を発見して返したとして原告の女性が報酬金50万ドル(約7000万円)など計150万ドル(約2億1000万円)を請求してた裁判で、判事は原告の請求を棄却した。
米TMZによると、裁判官は原告ジェニファー・マクブライドのガガに対する訴訟を棄却した。この訴訟で原告の女性は、2021年に盗まれたガガの愛犬を取り戻す手助けをした人にガガが約束した50万ドルの報奨金などを渡すよう裁判所に提訴していた。ガガは原告の請求ををばかげているとして、原告の請求棄却を求めていた。
判事は、マクブライドの訴訟には1つの大きな問題があると述べた。彼女はガガの愛犬強奪事件に関与したとして有罪判決を受けている。つまり、故意に盗品を受け取ったことを不問にして報奨金を請求していたと指摘した。
判事は判決の中で、マクブライドの訴えを認めることは「彼女が認めた不正行為から利益を得ることを許すことになる」としている。 判事は、マクブライドが訴状を修正するために20日間の猶予があると言ったが、原告がこの判決を覆す可能性は低いとみられる。
2021年2月、ドッグウォーカーがガガの愛犬のフレンチドッグ3匹を散歩させていたとき、男らに襲撃されてコージとグスタフが盗まれた。ガガは無事に返してくれたら無条件で報酬50万ドルを支払うと発表していたる。その後マクブライドが愛犬を発見したとして警察に届けたが、検察当局は、マグブライドは愛犬が盗まれたものであることを十分認識しており、事件に関わった男たちとは何年も前から知り合いだったと指摘していた。さらにマクブライドと強奪実行犯たちは、彼女が白人女性なので、一味と発見されずに報酬金を得ることができると考えていたなどと指摘していた。ドッグウォーカーを銃撃して2匹のフレンチブルドッグを強奪した男は昨年12月、殺人未遂罪で禁固21年の判決が下された。
ドッグウォーカーのライアン・フィッシャーさんは事件当時銃撃され重傷を負い入院したが、最終的に完全に回復したという。そしてガガは報酬を支払う必要はなかった。