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ハリウッド特急便
「ジョーカー2」はミュージカル映画に ハーレイ・クイン役にレディー・ガガ
(2022年6月14日22:20)

「ジョーカー」の続編はミュージカル映画になり、ハーレイ・クイン役としてレディー・ガガ(36)に出演交渉中であることがわかった。
米「ハリウッド・リポーター」によると、ジョーカーを演じたフェニックスがアカデミー賞主演男優賞を受賞し、興行収入10億ドル(約1350億円)のヒット作「ジョーカー」(2019年)の続編「Joker:Folie Deux」(原題)でフェニックスの相手役としてガガに出演交渉中だという
トッド・フィリップス監督は以前からジョーカーの共同脚本家であるスコット・シルバーと共同で続編の脚本を書いており、ついにスタジオにそれを見せたという。先週、フィリップスはインスタグラムに脚本の表紙の写真と脚本を読むフェニックスの写真を投稿して新プロジェクトのタイトルを明らかにした。タイトルの「Folie Deux」はフランス語で「2つの狂気」という意味で、ジョーカーとハーレイ・クインのことを指しているとみられる。フェニックスはまだ正式に契約していないが、出演はほぼ決まりのようだ。
ガガが演じるキャラクターの詳細は伏せられているが、ジョーカーは精神病院の精神科医で、彼と恋に落ち、彼の相棒となり犯罪に加担するハーレイ・クインとみられる。契約が成立すれば、2021年の「スーサイド・スクワッド」や他のいくつかの映画に登場したマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインとは違う新しいタイプのクインをガガが見せてくれそうだ。そして続編はミュージカルになるという。フィリップス監督はブラッドリー・クーパーとガガが主演した「アリー/スター誕生」(2018年)でプロデューサーを務めている。
2019年10月に公開された「ジョーカー」は、興行アナリストが連日予想を変えるほどの大ヒットとなり、R指定映画の歴代興行収入第4位を記録した。アカデミー賞では作品賞を含む11部門にノミネートされ、主演男優賞(フェニックス)と作曲賞(ヒルドゥル・グォナドッティル)を受賞した。