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ハリウッド特急便
ブリトニー・スピアーズ、父親の後見人制度から解放される「これまでで最高の日」
(2021年9月30日13:50)
ブリトニー・スピアーズ(39)が父親のジェイミー・スピアーズ(69)による後見人制度の解除を求めていた裁判で12日(現地時間)、ロサンゼルスの裁判所は後見人の解除を認め13年間にわたる父親によるブリトニーの管理が終了してブリトニーは自由の身になった。
米紙「TMZ」によると、ブリトニーは先ほど自身のインスタグラムに後見人解除の判決に喜ぶ「#FreedBritney」(ブリトニー解放)を掲げるファンらの動画を投稿して「良い神様。ファンのみんなを愛してます!!!!今日一日、泣いてしまいそうだわ !!!! これまでで最高の日」などとコメントした。婚約者のサム・アスガリもインスタに投稿し、「今日歴史が作られた」と喜んだ。
ブリトニーが6000万ドル(約68億円)の自身の財産を管理できるだけの精神状態であるかどうかをめぐって争いが繰り広げられていたが、ロサンゼルスの裁判所の判事がブリトニーの特別な法的後見人制度を解除することに同意した。
審問は、ブリトニーの代理人でハリウッドの敏腕弁護士マシュー・ローゼンガートが、ブリトニーが6月に行った証言を引用して始まりました。その後、判事は法廷とオンラインで出席した弁護士や関係者全員に異論がないかどうかを尋ねた。弁護士も含めて後見人終了に異議を唱える者はいなかったという。
ローゼンガートは後見人に関わったすべての人、特に父親のジェイミーとビジネス・マネージャーのルー・テイラーに、後見人の資産から自分の口座にどれだけのお金を移動させたのかを明らかにするために会計記録の開示を求めている。ローゼンガート氏は、ジェイミーとイラーを追及するかどうかは、最終的にはブリトニー次第だと語っている。
ブリトニーは、自分の生活を完全に取り戻し、サムと結婚し、望めば子供を産み、新しい家を買うことができるようになった。彼女の個人的な後見人であるジョディ・モンゴメリーは引き続きブリトニーのために働くことに同意しており、ローゼンガートは彼女の資産を守り増やすためにファイナンシャル・マネージャーを雇ったという。ブリトニーは父親が後見人にいる限り芸能活動はしないと言っていたが、後見人解除でスタジオに戻ってレコーディングしたりライブを行いたいと希望しており、ブリトニーの復帰の成り行きが注目されている。
2007年にケヴィン・フェダーラインと離婚したころからブリトニーの奇行が目立つなど精神的に不安定な状況になり、リハビリ施設に入所するなどしたため、2008年から父親のジェイミー・スピアーズがブリトニーの後見人になっている。スピアーズは父親を後見人から外すよう要求し、外れるまで芸能活動はしないとしてコンサートなどを行っていない。そうしたなか、ブリトニーが父親とそのチームによって不当にコントロールされているとしてファンの間で「#FreeBritney」(ブリトニー解放)運動が起きてジェイミーの後見人解任を主張していた。ニューヨーク・タイムズ制作のスピアーズのドキュメント「Framing Britney Spears」が2月に公開されてから「#FreeBritney」運動が再燃し、歌手のサム・スミスや女優のサラ・ジェシカ・パーカー、ベッド・ミドラー、マイリ―・サイラスら多くのセレブが「#FreeBritney」を支持するツイートをした。