ブリトニー・スピアーズ、自身のドキュメンタリー公開後初コメント「私はいつもステージに立つのが好き」

(2021年2月10日12:45)

ブリトニー・スピアーズ(39)が9日夜(現地時間)、ツイッターで自身のドキュメンタリー映画「Framing Britney Spears」(フレーミング・ブリトニー・スピアーズ)について初めてコメントした。一方、ドキュメンタリーで取り上げられた父親が法的な後見人になりスピアーズをコントロールしている問題で、ファンやセレブから「#FreeBritney」(ブリトニーを自由に)の声が広がっている。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、スピアーズはツイッターに2018年の「Toxic」のパフォーマンスの映像を投稿して「Toxicのこのパフォーマンスが3年前のものだなんて信じられない!!!!私はいつもステージに立つのが好きなの...でも時間をかけて学んで普通の人になる...日常生活の基本をシンプルに楽しむのが好きなのよ!!!!」とコメントした。
さらに「それぞれの人にはそれぞれのストーリーがあり、他の人のストーリーを引き受けるのよ!!!! 私たちは皆とても多くの異なる明るく美しい人生を持っている!!!たとえ私たちがその人の人生について知っていると思っていても、それはレンズの向こう側に住んでいる実際の人と比較することはできないということを忘れないで!!!」とつづった。

■「フレーミング・ブリトニー・スピアーズ」の内容

5日(現地時間)にFXなどで配信公開されたスピアーズのドキュメンタリー「フレーミング・ブリトニー・スピアーズ」は、1990年代にブレイクした時代から、ジャスティン・ティンバーレイクとのロマンスと破局、さらにはケヴィン・フェダーラインとの離婚後精神的に不安定になり寄稿を繰り返し、2008年から彼女の父ジェイミー・スピアーズが後見人になり彼女をコントロールし続けたことなどを追跡している。

製作したニューヨーク・タイムスはインスタグラムにドキュメンタリーの写真を投稿して「ブリトニー・スピアーズが世界的なスーパースターダムに上り詰めた1990年代、世界はブリトニー・スピアーズに夢中になっていた。しかし、その後、彼女が個人的な葛藤に対処するうちに、彼女の人生が深夜のトークショーの辛辣なコメンテーターやセンセーショナルなインタビュアーの餌食になり、タブロイド誌業界が繁栄していることを、世間は喜んで見ているように見えたのです。それはかなり前の話です。 最近のスピアーズは 奇妙なことに直面しています。たぶんもっと暗い章になるでしょ。彼女は裁判所の認可を受けた保護者(父親)の下で生活しており、彼女の権利は制限されている。パフォーマーとして稼いだ財産を管理できていない。スピアーズは2008年、26歳の時に保護下に入り彼女の闘争が公になった。現在は39歳となり、スピアーズが何を望んでいるのかを推理しようとしながら、市民的自由について疑問を呈し、彼女に代わって扇動するファンが増えている。ニューヨーク・タイムズの新しい長編ドキュメンタリーは、『フレーミング・ブリトニー・スピアーズ 』とのタイトルで、スピアーズの後見人制度の本質と、彼女の財産を管理する父親との法廷闘争について一般の人が知らないかもしれないことをとらえています」と解説した。

スピアーズは父親を後見人から外すよう求める裁判を起こし、父親が後見人になっている限りパフォーマンスはしないと宣言している。ドキュメントが公開されて以来彼女のファンや業界関係者がSNSでスピアーズを支持するコメントを相次いで表明しており、「#FreeBritney」(ブリトニーを自由に)の声が広がっている。父親が後見人を退いてスピアーズの3年ぶりのパフォーマンス復帰が実現するのか今後の成り行きが注目される。