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ハリウッド特急便
ブリトニー・スピアーズの後見人ジョディ・モンゴメリー「私は辞めない」
(2021年7月7日22:30)
ブリトニー・スピアーズ(39)の父親のジェイミー・スピアーズ(68)と共に彼女の後見人になっているジョディ・モンゴメリーが「ブリトニーに依頼されたので今後も後見人を続ける」と明らかにした。ブリトニーの後見人問題をめぐっては父親を後見人から外すというブリトニーの請求は却下されたが、その後、ブリトニーの弁護人が退任を表明。さらにマネージャーも辞めるなど混乱が続いていた。モンゴメリーがブリトニーの救世主になるのか成り行きが注目される。
米サイト「TMZ」によると、ブリトニーの共同後見人のジョディは6日(現地時間)、声明を発表して今後も個人的な管理者としてブリトニーをサポートすることを明らかにした。ブリトニーはジョディに不満を示していたが、声明では「スピアーズさんは昨日の時点でモンゴメリーに引き続き務めてほしいと依頼しました」としている。
ブリトニーが6月23日(現地時間)の公聴会で「結婚してもう一人子供を産みたいが後見人に禁じられており、自分の意思に反してIUD(子宮内避妊用具器具)を入れている」「仕事を強要し、クレジットカード、現金、携帯、パスポートなどを全て没収され24時間監視されている」などと”爆弾証言“。その後、彼女の財産の共同後見人になっているベッセマー・トラスト社が後見人を辞退。さらには長年のマネージャー、ラリー・ルドルフが、ブリトニーが正式に引退するつもりだと聞いたと主張して辞任した。そしてブリトニーの後見人裁判の国選弁護人であるサム・インガム氏も退任することを明らかにした。
2019年9月、ジェイミーが健康上の理由からジョディを共同の後見人に指名していた。
昨年3月にブリトニーはジョディが永続的にその役割にとどまることを要求したという。
当時、ジェイミーはこの変更に異議を唱えていなかったが、今はジェイミーとジョディの間には確執があるという。
ブリトニーが後見人のチームが彼女の自由や結婚する権利を奪ったと主張したことに対して、ジェイミーはもし誰かに責任があるとすれば、それはジョディだと主張したという。ジョディはジェイミーの非難にすぐに反論し、ブリトニーが結婚や出産を望むことは、ジョディが後見人をしている間、後見人の影響を受けたことはないと述べている。ジョディは常にブリトニーの希望を尊重し、彼女の最善の利益を考えてきたと断言しているという。ブリトニーは父親のジェイミーを後見人から外すことを望んでいるが、ジョディには後見人を続けてもらいたいという考えのようだ。次の公聴会は7月14日(現地時間)に予定されており、今後の成り行きが注目される。
2007年にケヴィン・フェダーラインと離婚したころからブリトニーの奇行が目立つなど精神的に不安定な状況になり、リハビリ施設に入所するなどしたため、2008年から父親のジェイミー・スピアーズがブリトニーの後見人になっている。スピアーズは父親を後見人から外すよう要求し、外れるまで芸能活動はしないとしてコンサートなどを行っていない。そうしたなか、ブリトニーが父親とそのチームによって不当にコントロールされているとしてファンの間で「#FreeBritney」(ブリトニー解放)運動が起きてジェイミーの後見人解任を主張していた。ニューヨーク・タイムズ制作のスピアーズのドキュメント「Framing Britney Spears」が2月に公開されてから「#FreeBritney」運動が再燃し、歌手のサム・スミスや女優のサラ・ジェシカ・パーカー、ベッド・ミドラー、マイリ―・サイラスら多くのセレブが「#FreeBritney」を支持するツイートをした。