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ハリウッド特急便
ジェイダ・ピンケット・スミス、夫ウィル・スミスの”ビンタ事件“に言及「2人が和解する機会を望む」
(2022年6月3日21:30)
ジェイダ・ピンケット・スミス(50)がトーク番組に出演して、米アカデミー賞受賞式で夫のウィル・スミス(53)がクリス・ロック(53)を平手打ちした”ビンタ事件“について言及し「私の望みは、この知的で有能な2人の男性が癒やされ、話し合い、和解する機会を持つことです」と語った。
米サイト「TooFab」によると、ジェイダは1日(現地時間)、フェイスブックの動画サービス「Wach」で配信中のトーク番組「レッド・テーブル・トーク」に出演して、自身が患っている脱毛症について語った。
「これは脱毛症に関するとても重要なレッド・テーブル・トークよ。私が自分の健康について経験してきたこと、そしてアカデミー賞で起こったことを考えると、何千人もの人が自分の体験について私に連絡してきました」としたうえで「私はこの瞬間を、私たち脱毛症の家族に、この症状を持つことがどのようなものかを話し、脱毛症の本当の姿について人々に知らせる機会を与えるために利用しています」と述べた。
そして、3月27日(現地時間)にロサンゼルスで開催された第94回アカデミー賞授賞式で、プレゼンターを務めたコメディアンのロックがジェイダの丸坊主をネタにして「早く『G.I.ジェーン』の続編が見たい」と同作でデミ・ムーアが丸坊主になったことを引き合いにしてジョークを言ったことに、夫のウィルが腹を立てステージに駆け上がって、ロックを平手打ちした“ビンタ事件“について言及した。
「オスカーの夜について、今私が最も望むことは、この知的で有能な2人の男性が、癒されて話し合い、和解する機会を持つことです」と語り「今日の世界の状況は、彼ら2人を必要としていますし、私たち全員が実はこれまで以上にお互いを必要としているのです」と続けた。
「それまでは、ウィルと私は過去28年間やってきたことを続けています。それは、人生というものを一緒に考え続けることです」と締めくくった。
その後、母親のエイドリアン・バンフィールド・ノリスと娘のウィロー・スミスに話を聞いたジェイダは、脱毛症との自身の旅について話を続け、「私にとって最も難しいのは、それが来たり来なかったりすることです。だから、ある時期になると、髪が抜けてしまうので、髪を剃らなければならないのです」と言い、ストレスを感じる状態と説明した。
「まだらに髪が伸びてきて、また別の髪が出てくると、『今日はどんな髪になるんだろう?』と不安になるんです」と語った。
番組には、脱毛症を理由にいじめを受け自殺した12歳のリオ・オールレッドさんの母親や、10歳の時に脱毛症と診断された元NBA選手のチャーリー・ヴィラヌエバがゲストとして出演したという。