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英キャサリン妃がん公表 Xに動画投稿 「子供たちの学校が休みになるのを待っていた」米メディア報道
(2024年3月24日17:15)
英ウィリアム皇太子(41)の妻キャサリン妃(42)は22日、X(旧ツイッター)に動画を投稿して、がんと診断されて化学療法を受けていることを明らかにした。今年1月に腹部の手術を受けて以来、病状などについて諸説飛び交う中、初めてがんであることを明らかにした。米メディアは、このタイミングでの公表に「子供たちの学校が休みになるのを待っていた」と報じた。英王室では今年2月にチャールズ国王(75)ががんと診断されたことを公表していた。
米紙ニューヨークポスト(電子版)によると、キャサリン妃が自身のがん診断を明らかにした感動的なスピーチは、子供たちのために慎重に選ばれた日に公開された。がん診断の事実は約3か月間、周囲に口止めされていたという。
ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)の子どもたちは学校に通っているが、イースター休暇に入ったところでの発表となったという。子どもたちの学習が妨げられないように、また当面の影響から子どもたちを守るために、世間に自分の診断を確認するこの時期を選んだと考えられているという。
動少しやつれたように見えるキャサリン妃は動画で「1月にロンドンで腹部の大手術を受けましたが、そのときは、私の病状はがんではないと考えられていました」と語った。
「手術は成功しました。しかし、手術後の検査でがんが見つかりました。そのため、私の医療チームは予防的な化学療法を受けるべきだとアドバイスし、私は現在、その治療の初期段階にいます」と明らかにした。そして、「私が治療を終えるまでの間、私たちにには時間や空間、プライバシーが必要」と語った。
1月に腹部の手術を受けたとき、医師たちは「がんではない」と予想していたため、「大きなショックだった」という。王室は、医師の許可が下りるまで宮殿の公務には復帰しないとしている。
「治療を開始するために、大手術から回復するのに時間がかかりました」といい、「しかし、最も重要なことは、ジョージ、シャーロット、ルイに適切な方法ですべてを説明し、私は大丈夫だと安心させるのに時間がかかったことです」。
そして「私が彼らに言ったように、私は元気で、私の心、体、精神を癒すことに集中することで、日々強くなっています」と明らかにした。
そして最後に「この病気と向き合っている皆さん、信じることと希望を失わないでください。あなたは一人ではありません」と締めくくった。