メーガン・マークル、英王室の人種差別告発「息子の肌の色を懸念する会話があった」

(2021年3月8日23:40)

メーガン・マークル(39)とハリー王子(36)が米人気司会者オプラ・ウィンフリー(67)のインタビューで英王室から離脱した理由などについて語った米CBSの番組が7日(現地時間)に放送された。メーガンは「息子アーチーを妊娠した当初、彼の肌がどれだけ黒いかを懸念する会話があった」と英王室の人種差別を告発するなどショッキングな証言が相次いだ。一方、英紙はメーガン妃からいじめにあったとする「宮殿の職員」の告発を報じるなど英王室サイドからの”反撃“もあり米英で大きな波紋を広げている。

メーガンの公式インスタグラムは、メーガンがオプラ・ウィンフリーのインタビューで語る動画や、ヘンリー王子と一緒に応える写真を公開して「メーガンはオプラ・ウィンフリーとのインタビューの中で、息子アーチーを妊娠した当初『生まれたときに彼の肌がどれだけ黒いかについての懸念や会話があった』」と語った」と報告した。(マークルの母親がアフリカ系アメリカ人)

「CBSでのトークでは、彼女は誰がハリーとこの会話をしたのかということ話すことは拒否した。ハリーはその後、そのことを彼女に話したが、彼らの名前を明らかにすることは 『大きなダメージを与えるだろう』と言っている」としている。

マークルはまた、「アーチーが王子にはなれないし、宮殿からの警護を受けられないだろうと言われて唖然とした」と明かした。「彼らは性別はどうであれ、彼に王子や王女になってほしくなかった。予想とは異なる性別になることも知らず、警備を受けさせるつもりはなかった」と語ったという。

さらに「私が妊娠して数ヶ月間、この時期には、『あなたには警備が与えられないし称号を与えられないだろう』という会話と、彼が生まれたときに肌がどのくらい黒いのかという懸念や会話を並行して行っていた」と暴露した。

■メーガン「自殺を考えた。もう生きていたくなかった」

米紙ニューヨーク・ポスト8電子版)によると、ウィンフリーは「あなたたちは黙っていたの?それとも黙らされたの?」と聞くと「2番目です」とメーガンが答えた。「ノーコメントで通すように」と指示されたという。「あなたを守るため」といわれたが実際は王室の体面を守るためだったと指摘した。「私はただもう生きていることを望んでいなかった」などとウィンフリーに語った。彼女についての否定的な報道が相次ぐ中、彼女は「ただ解決策が見えなかった」と語った。
ウィンフリーが「自分を傷つけることを考えていましたか?自殺を考えていたのか?」と聞くとメーガンは「はい、これははっきりしていました」と答えた。
夫のハリー王子に話すのが怖かったというが、最終的には話したという。
「私が言わなければ、私はそれをするだろうと知っていた」という。「そして、それは非常にはっきりとしていて、現実のものであり、恐ろしいほど常に考えていたのです」と語った。「ハリーがどのように私を抱きしめてくれたかを覚えています」という。ある時点で助けを求めて王室の上級会員に訴えたがはねつけられたという。

ハリー王子は母ダイアナ妃の事故死についても言及して「私の最大の懸念は歴史が繰り返されることだった」と夫妻に対するメディアの過熱報道について言及して、2人は手を握りあったという。1995年のBBCのマーティン・バシールとの有名なインタビューの中で、ダイアナ妃がチャールズ皇太子とカミラ・パーカー・ボウルズの不倫について沈黙を破ったことについても話し、ハリー王子は母の死に今も苦しんでいることを明らかにしたという。そして「ご存じのように、妻と一緒にここに座ってあなたと話をしていることで本当に解放され幸せだと感じています」などと語り現在の生活について語ったという。

■英紙「メーガン妃は宮殿職員をイジメていた」

英紙「タイムズ・オブ・ロンドン」は、サセックス公爵夫人(メーガン・マークル)が2018年5月にハリー王子と結婚してケンジントン宮殿に滞在していた際に、職員をイジメていたという「情報筋」の証言を報じた。

ある職員は王室の同僚に「震えが止まらない」と語ったという。宮殿スタッフの2人の幹部は、いじめられて辞めさせられたという。3人目の元側近は、マークルから個人的に「屈辱を受けた」と語っている。別の元スタッフが英紙「タイムズ」に語ったところによると、「感情的な残酷さのように感じられ、いじめと呼ばれる可能性があると思う」と語ったという。

■「スーツ」の共演俳優がマークルを擁護

マークルの英王室職員に対するいじめ疑惑が報じられる中、ドラマ「スーツ」でマークルと共演した俳優パトリック・J・アダムス(39)らが彼女を擁護するコメントを米サイト「TooFab」に寄せた。

アダムスは「メーガン・マークルと私は10年の大半を『スーツ』で一緒に仕事をしました。初日から彼女は熱心で、親切で、協力的で、与えてくれて、喜びに満ちていて、私たちのテレビ・ファミリーの一員としてサポートしてくれました。名声や名声、権力が高まっても、彼女はそのままの人物であり、同僚であり続けました。彼女は常に深い道徳観を持ち仕事熱心でパワフルな女性であり、自分自身と自分が大切にしている人たちのために、発言し、聞いてもらい、守ることを決して恐れていませんでした」と指摘。そして「一見古風で有毒なように記述することができるファミリーのダイナミズムの中で彼女の場所を見つけようとする困難な作業を始めました。それは、英国と世界のあらゆるメディアから彼女に噴出された終わりのない人種差別、中傷、ネット上の暴言を読むのは私をうんざりさせたが、私はまた、メーガンは人々が気づいているか、理解しているよりも強いことを知っていたし、彼らは彼女を過小評価することを後悔するだろう」と警告した。「彼女の家族と彼女自身の精神的な健康を守るために英国から逃げることを余儀なくされた女性に対する「いじめ」の告発を促進し、増幅していることは、実に不愉快です」と非難した。
ほかにもクリッシェル・スタウス、アビゲイル・スペンサー、ジャミーラ・ジャミル、ジャニナ・ガヴァンカーなどがマークルを擁護するコメントを寄せた。

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