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ハリウッド特急便
ジャスティン・ビーバー、中止要請のサウジアラビアF1でのパフォーマンス行う
(2021年12月6日11:30)

ジャスティン・ビーバー(27)が中止を求める声が上がっていたサウジアラビアでのパフォーマンスを行った。トルコのサウジアラビア総領事館内で殺害されたジャーナリスト、ジョマル・カショギさんの婚約者がビーバーにサウジでのパフォーマンスを中止するよう求めていた。
米サイト「TMZ」によると、ビーバーは5日(現地時間)、F1グランプリが開催されているサウジアラビアのジッダ・コーニッシュ・サーキットでパフォーマンスを行った。サウジでの初めてのF1開催で、ビーバーやエイサップ・ロッキーなどが特設ステージでパフォーマンスを行った。
جاستن بيبر يغادر المسرح مع زوجته هايلي بعد نهاية حفلته في جدة ضمن فعاليات #فورمولا1 ❤️ pic.twitter.com/CRQqepdsrn
— Celebs Arabic (@CelebsArabic) December 5, 2021
و اخيرا ما بغيت تطلع 😫😫 @justinbieber pic.twitter.com/Igmy9cJRSt
— ريمي 🦋 (@qkir_8) December 5, 2021
楽屋でのビーバーの映像などがツイッターに投稿されており、観客の歓声が聞こえるなかビーバーが緊張をほぐしている様子が映っていた。その後ファンを指差しながらステージに現れ「Deserve You」、「Somebody」、「Hold On」などの曲を披露した。どれくらいの時間パフォーマンスしたのかは不明だが、観客がビーバーのパフォーマンスに満足しているのは明らかだったという。
ビーバーのサウジ公演をめぐっては、サウジ政府に批判的だったジャーナリスト、ジョマル・カショギさんが2018年にトルコのサウジアラビア総領事館内で殺害され複数の容疑者が逮捕され死刑や禁錮刑が言い渡されたが、米政府が今年2月、報告書で「拘束または殺害を承認した」と結論付けたムハンマド・ビン・サルマーン皇太子に対する捜査は行われなかった。そうしたなか、カショギさんの婚約者ハティジェ・ジェンギズさんが、生前箇所ギ酸がコラムニストを務めていた米紙「ワシントンポスト」に声明を発表した。ジェンギズさんは皇太子がカショギ殺害の黒幕だと批判。さらにビーバーが皇太子自らが招待したメインゲストだとして「皇太子による残酷な殺人は世界中に報じられて以来、私を含め多くの人権団体や人権活動家が正義を求めサウジアラビアに対して説明責任を果たすよう訴えてきた」「だから私はジャスティンに嘆願します。12月5日のサウジアラビアでのパフォーマンスをキャンセルして欲しい」と綴っていた。
ビーバーは子の件についてコメントしておらず自分の出演をあまり公表していなかったが公演は行った。TMZはビーバーが帰国してからこの件について話すかどうかは疑問だと指摘した。