水原一平容疑者が米連邦地裁に出廷 保釈金380万円 ギャンブル依存症の治療プログラムに参加などを命じられる

(2024年4月13日9:45)

水原一平容疑者が米連邦地裁に出廷 保釈金380万円 ギャンブル依存症の治療プログラムに参加などを命じられる
水原一平元通訳

大谷翔平選手の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上をだまし取った銀行詐欺容疑で米連邦検察に訴追された大谷選手の元通訳・水原一平容疑者は12日(日本時間13日)、ロサンゼルスの連邦裁判所に出廷した。保釈金2万5000ドル(約383万円)を納めて保釈された。保釈の条件としてギャンブル依存症の治療プログラムに参加することなどを命じられたという。

米TMZによると、水原容疑者は黒のスーツを着て、足首に足錠をかけられ出廷したが尋問が始まると外されたという。
保釈にはギャンブルを一切しないことなど数多くの条件が付けられたという。その条件の中には、ギャンブル依存症のプログラムの参加することや、大谷選手とは連絡を取らないことなどが命じられたという。5月9日(現地時間)に再び出廷する予定だという。

訴追された銀行詐欺罪について有罪か無罪かを決める裁判は今後行われる。陪審員が有罪の評決を下せば、裁判官が量刑を決める。銀行詐欺罪は最長で禁錮30年の可能性があるが、罪を認めて司法取引で刑を軽くしてもらうことも可能といわれるが、銀行詐欺の罪は重く実刑は避けられないとみられている。