アデルのベガス公演中止はコロナが原因ではなかった!? 音響設備に不満か?

(2022年1月27日12:30)

アデルのベガス公演中止はコロナが原因ではなかった!? 音響設備に不満か?
涙ながらに公演延期を発表したアデル(Instagram@/adele)

英歌手アデル(33)が米ラスベガスでの長期公演を新型コロナウイルスを理由に延期することを発表したが、延期の理由はコロナではなく音響設備に不満があったからだと米メディアが報じた。

アデルは20日(現地時間)、インスタグラムに投稿した動画で、スタッフの約半数がコロナに感染したことや物流の遅延でラスベガスのシーザー・パレス・ホテル内のコロシアムでの長期公演を中止せざるを得ないことを涙ながらに発表してファンに謝罪した。2017年のツアー以来5年ぶりのステージとなるベガス公演は現地時間21日から4月16日まで開催される予定だった。新たな日程は決まっていない。前売りが55億円を記録し、アデルは同公演で1ステージ68万5000ドル(約7535万円)のギャラをもらう予定だったという。

米サイト「TMZ」は、アデルのラスベガスでの公演が延期されたのは、彼女がプロダクションに不満を持っているからであり、彼女のクルーにコロナ感染が大量発生して離脱したという最初の主張が理由ではないと報じた。

情報筋によると、アデルは音響システム、聖歌隊、様々なセット、さらにショーに関連する他のアイテムに不満を持っており、彼女が直前になって延期をきめたことに、シーザー・パレス・ホテルの関係者はショックを受けたという。

アデル公演の延期が決まった後、キース・アーバンが3月と4月にシーザース・パレスのコロシアムで5公演を行うことが決まった。キースはツイッターで3月25日、26日の週末と4月1日、2日の週末、さらに3月30日に平日のライブを行うことを発表した。これらの週末の日程は以前はアデルの公演の一部だという。