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アデルがサイモン・コネッキ氏との離婚を裁判所に申請

(2019年9月13日)

アデルがサイモン・コネッキ氏との離婚を裁判所に申請
離婚裁判が始まったアデル(左)とサイモン氏(インスタグラムから)

英人気歌手アデル(31)が実業家のサイモン・コネッキ氏(45)との離婚を裁判所に申請したことが分かった。今年4月に離婚することを発表していたが12日(現地時間)、正式に離婚手続きを開始した。アデルの200億円資産をめぐる財産分与の協議が行われるとみられる。

米芸能サイト「TMZ」によると、アデルは4月にコネッキ氏と離婚することを発表してから5か月たって、離婚の法的手続きを開始した。2人は1人息子のアンジェロ(6)の親権をめぐっては「愛情をもって2人で育てる」と共同で親権を持つことを明らかにしていたが、今後は裁判で200億円といわれるアデルの財産分与などについて法廷で双方の代理人が協議することになるとみられる。

アデルとコネッキ氏は2011年から交際して12年に男児アンジェロをもうけた。16年に結婚したが公表せず、17年2月のグラミー賞授賞式で最優秀アルバム賞を受賞したときのスピーチで結婚したことを初めて認めた。近年は別居生活が続いて離婚危機のうわさが絶えなかった。

コネッキ氏は環境に優しい「ライフ・ウォ―タ―」の創始者でアフリカやインドを飛び回る実業家で慈善家として知られ、レッドカーペットやセレブのパーティーには興味がなかったといわれる。ハリウッドにも大きな人脈があり、ショービジネスの世界で活躍するアデルとはすれ違いが多くなって亀裂が深まっていったようだ。

■アデルの「200億円資産」をめぐる財産分与の協議の行方

グラミー賞を15回受賞しアルバムセールスが6000万枚の歌姫アデルの総資産は1億8000万ドル(約200億円)に上るという。コネッキ氏と結婚したときに、離婚した場合に財産を守るための婚前契約をしていなかったために、財産の半分の9000万ドル(約100億円)の財産分与を請求される可能性があるという。

アデルは2月に英国の300万ポンド(約4億3500万円)の家を売却。さらにロサンゼルスの60万ドル(約7000万円)のマンションをコネッキ氏に譲渡したという。このほかにアデルはビバリーヒルズの1000万ドル(約11億円)のマンション、ロンドンの850万ドル(約9億4000万円)のマンション、サウス・ウェスト・ロンドンの300万ドル(約3億3000万円)の土地を所有しているという。離婚が正式に成立するまでにはこれらの不動産を含めた200億円資産をめぐる財産分与の問題が浮上しており成り行きが注目される。

アデルは今年3月に親友の女優ジェニファー―・ローレンス(29)とニューヨークのゲイバーでワイルドな夜を過ごしたり、ロサンゼルスでラッパーのドレイク(30)とデートするなど”独身生活“を楽しんでいる