英人気歌手アデルが離婚で”100億円の財産分与“の可能性浮上

(2019年4月22日)

  • アデル
  • 破局したアデルとコネッキ氏(インスタグラムから)
  • 英人気歌手アデル(30)が実業家のサイモン・コネッキ氏(45)と離婚することが明らかになったが、アデルの資産は200億円といわれ離婚に当たってその半分の100億円の財産分与をコネッキ氏が手にする可能性があるという。アデルの巨額資産と離婚をめぐる財産分与の問題が浮上している。

    アデルとコネッキ―氏は2011年から交際して12年に男児アンジェロ(6)をもうけた。16年に結婚したが公表せず、17年2月のグラミー賞授賞式で最優秀アルバム賞を受賞したときのスピーチで結婚したことを初めて認めた。最近は別居生活が続いて離婚危機のうわさが絶えなかった。

    コネッキ氏は環境に優しい「ライフ・ウォ―タ―」の創始者でアフリカやインドを飛び回る実業家で慈善家として知られ、レッドカーペットやセレブのパーティーには興味がなかったといわれる。ハリウッドにも大きな人脈があり、ショービジネスの世界で活躍するアデルとはすれ違いが多くなって亀裂が深まっていったようだ。

    米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、グラミー賞を15回受賞しアルバムセールスが6000万枚の歌姫アデルの総資産は1億8000万ドル(約200億円)に上るという。コネッキ氏と結婚したときに離婚した場合に財産を守るための婚前契約をしていなかったために、財産の半分の9000万ドル(約100億円)の財産分与を請求される可能性があるという。

    アデルは2月に英国の300万ポンド(約4億3500万円)の家を売却したという。さらにロサンゼルスの60万ドル(約7000万円)のマンションをコネッキ氏に譲渡したという。このほかにアデルはビバリーヒルズの1000万ドル(約11億円)のマンション、ロンドンの850万ドル(約9億4000万円)のマンション、サウス・ウェスト・ロンドンの300万ドル(約3億3000万円)の土地を所有しているという。離婚が正式に成立するまでにはこれらの不動産を含めた200億円資産をめぐる財産分与の問題が浮上しており成り行きが注目される。