ヘンリー王子（36）とメーガン・マークル（39）は９日（現地時間）、９９歳で死去した祖父のフィリップ殿下を追悼しメッセージを発表した。
米紙ニューヨーク・ポスト（電子版）によると、夫妻は、自分たちの非営利団体であるアーチウエル財団のウェブサイトに、「エジンバラ公殿下　1921-2021 の愛情のこもった記憶に」とした上で「奉仕に感謝します…とても寂しくなります」と追悼した。さらにメーガンの公式インスタグラムにフィリップ殿下の写真やエリザベス女王との写真などを数点投稿して殿下を偲んだ。

ヘンリー王子とウィリアム王子の祖父で、エリザベス女王（94）に74年間にわたって寄り添ったフィリップ殿下は９日（現地時間）、99歳で亡くなった。フィリップ殿下は2月16日、不調を訴えてロンドン市内のエドワード7世病院に入院。その後、聖バーソロミュー病院に転院して心臓手術を受け3月16日に退院した。バッキンガム宮殿は「感染症の治療と既往症の治療が成功して退院した」と発表していた。

ヘンリー王子は葬儀に参列するなどするため英国に戻るとみられているが、妊娠中のマークルが同行するかどうかは不明だという。フィリップ殿下が心臓手術で入院中にヘンリー王子とメーガンがオプラ・ウィンフリーとのインタビューで英王室の人種差別発言を告発して波紋を広げたが、フィリップ殿下2人のインタビューについて「全容を把握していなかった」という。