リアーナ、スーパーボウルのハーフタイムショーに出演

(2022年9月26日16:10)

リアーナ、スーパーボウルのハーフタイムショーに出演
リアーナ(Instagram/@badgalriri)

リアーナ(34)が来年2月に開催されるスーパーボウルのハーフタイムショー出演することが分かった。米NFL(ナショナル・フットボールリーグ)が25日(現地時間)、発表した。

米サイト「TMZ」によると、リアーナはNFLのフットボールを持つ手の写真を自身のインスタグラムに投稿して出演する意向を明らかにした。スーパーボウルは2月12日(現地時間)、米アリゾナ州グレンデールのステート・ファーム・スタジアムで開催される。

ラッパーのジェイ・Z(52)はツイッターで「リアーナは世代を超えた才能の持ち主で、謙虚な始まりだったが、ことごとく期待を超えてきた。バルバドスという小さな島で生まれ、史上最も著名なアーティストの一人となった人物。ビジネスとエンターテインメントで自己実現した」と称えた。

ハーフタイムショーにはポール・マッカートニー、マイケル・ジャクソンやマドンナ、ビヨンセなど数多くの大物アーティストが参加している。試合と共に全米でTV中継され、米音楽イベントとしても注目が高いとされる。

リアーナは1年以上前から新曲のリリースを予告しており、スーパーボウルのハーフタイムショーは格好のプラットフォームになりそうだ。

リアーナは2016年、サンフランシスコ・49ers(フォーティナイナーズ)のクオーターバック、コリン・キャパニック(34)が人種差別に抗議して、試合前の国歌斉唱の際に起立せず膝をついた”膝つき抗議問題“の後にNFLでプレイする機会を失ったことに抗議して、2020年のスーパーボウルのハーフタイムショーでヘッドライナーのオファーを断ったといわれる。キャパニックは今年5月にラスベガス・レイダーズの練習に参加して復帰の可能性が取りざたされている。
一方、NFLが数ヶ月前にテイラー・スウィフトにハーフタイムショーのヘッドライナーを依頼したが、彼女はスーパーボウルに出演したいが、初期のアルバム6枚をすべて録音し直してからとして断ったという。今のところ2枚しか録音し直していないという。

映画「百花」、サン・セバスティアン映画祭で最優秀監督賞 日本人初受賞

(2022年9月26日12:00)

映画「百花」、サン・セバスティアン映画祭で最優秀監督賞 日本人初受賞
トロフィーを掲げる川村元気監督㊨(「百花」の公式インスタグラムから)(Instagram/@movie_hyakka)

スペイン最大の映画祭、第70回サン・セバスティアン国際映画祭の授賞式が24日(現地時間)、スペインのサンセバスチャンで開催され、コンペティション部門に正式に出品されていた映画「百花」の川村元気監督(43)が最優秀監督賞を受賞した。同映画祭で日本人が受賞するのは初めて。同作にW主演の菅田将暉(29)と原田美枝子(63)が祝福コメントを発表した。

川村監督は受賞のスピーチで「デビュー作なので、いいニュースはないだろうと思って」、グッゲンハイム美術館を観光して、居酒屋でチャコリ(地元のワイン)を飲んでいたときに電話がかかってきて、「チャコリを吹き出しそうになりました」などと語り笑わせたという。

「百花」は、東宝のプロデューサーで、脚本家・小説家としても活動する川村監督が、自身の体験に基づき小説にして25万部を超えるベストセラーになった自身の同名小説を映画化した。菅田将暉と原田美枝子のW主演で、記憶を失っていく母・百合子(原田)に向き合うことで思い出をよみがえらせていく息子・葛西泉(菅田)の物語。長澤まさみが菅田演じる葛西泉の妻・香織役で、永瀬正敏が百合子の秘密を知り男の役で共演している。9月9日から上映中。
川村監督にとっては初監督作品での受賞で、日本人の受賞も初めての快挙となった。

■菅田将暉と原田美枝子が祝福コメント

映画「百花」、サン・セバスティアン映画祭で最優秀監督賞 日本人初受賞
菅田将暉、原田美枝子、川村元気監督(左から)(「百花」の公式インスタグラムから)

菅田「映画「百花」最優秀監督賞受賞! 川村元気監督から受賞の報告と共に、あまりしないであろうおどけたポーズの写真が送られてきました。朝イチにうれしいご褒美。現場の高揚感が伝わってきて、胸の中が熱気でパンパンです。何より監督の熱意が伝わったことがとてもうれしく、同時に少し安心しました。場所が違えどヒトである以上感じるものは変わらない証明のように思います。この瞬間を忘れずに生きたいですね。感謝です。元気さんおめでとうございます!」

原田「おめでとうございます。カッコいいです! すごいです! 初監督作品で最優秀監督賞を受賞するなんて! 撮影中に、「川村監督は、私が考えているよりも、ずっと深くて大きな世界を持っている」と、感じた事が形になって現れたようです。これから、世界中の人が作品を楽しみにする監督になるでしょう! 一緒に仕事を出来たこと、誇りに思います!」