ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが北米ツアーに不参加

(2021年8月5日16:50)

ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが北米ツアーに不参加
チャーリー・ワッツ(インスタグラムから)

ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツ(80)が、手術後の療養のために10月からの北米ツアーに参加しないことが分かった。ワッツの代役はスティーブ・ジョーダン(63)が務める。

米「DEADLINE」によると、ローリング・ストーンズの声明では「チャーリーの手術は完全に成功しましたが、今週、彼の医師が適切な休息と回復が必要であると結論づけたと聞いています。 数週間後にリハーサルが始まるので、非常に残念ですが、誰もこのような事態を予想していなかったとも言えます」としている。ワッツの病名は発表されていないという。 ワッツの代役を務めるスティーブ・ジョーダンは、キース・リチャーズのソロ・レコーディングや、彼のバンド「X-Pensive Winos」に参加している。ジョーダンは、「サタデー・ナイト・ライブ」や「レイト・ナイト・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」のハウスバンドのメンバーでもあり、ジョン・メイヤー・トリオとも共演している。

1962年のバンド結成時からのメンバーであるワッツは声明を発表して「今回だけは少しタイミングを逸してしまいました。完全な状態にするために懸命に努力していますが、それにはしばらく時間がかかるという専門家のアドバイスを今日受け入れました。COVID(新型コロナウイルス)によりファンの皆様にご迷惑をおかけしたことを考えると、今回のツアーのチケットを手にしている多くのRSファンの皆様を、またしても延期やキャンセルで失望させたくありません。そのために、私の素晴らしい友人であるスティーブ・ジョーダンに、私の代わりになってくれるようお願いしました」とコメントした。

ストーンズのギター、ロニー・ウッド(74)=上の写真㊨=は自身のインスタグラムにワッツ=同㊧=とのツーショット写真を投稿して「今度のツアーでチャーリーがいなくなるのは寂しいが、彼は私に『ショー・マスト・ゴー・オン』と言ってくれました。チャーリーが完全に回復したら、また一緒にステージに立てることをとても楽しみにしています。チャーリーの代わりに、秋のツアーでドラムを叩いてくれたバンドの旧友、スティーブ・ジョーダンに感謝します。🙏❤️」とコメントした。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で中止されていたストーンズの「No Filter」ツアーは9月26日にミズーリ州セントルイスで開幕し、11月20日のテキサス州オースティンまでに13公演が行われる