アンバー・ハード、代理母出産で女児の母親になる

(2021年7月2日10:30)

女優のアンバー・ハード(35)が1日(現地時間)、代理母出産で女児の母親になったことを自身のインスタグラムで発表した。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ハードは亡き母ペイジさんにちなんで娘にオナグ・ペイジ・ハードと名付けたという。ハードは赤ちゃんを抱く写真をインスタグラムで公開して母親になった喜びをつづった。

「このニュースを皆さんと共有できることをとても嬉しく思います。4年前、私は子供を持ちたいと思いました。自分の意志で産みたいと思いました。今は、私たち女性にとって最も基本的な運命をこのように考えることがどれほど過激なことかを理解しています。ベビーベッドを持つために指輪はいらない、というのが当たり前になるような時代が来てほしいと思います」と代理母による出産を選んだことを明かした。
そして「私の中には、私のプライベートな生活は誰にも関係のないことだと主張したい気持ちもあります。また、私の仕事の性質上、これをコントロールしなければならないことも理解しています。私の娘は2021年4月8日に生まれました。名前はオナガ・ペイジ・ハード。彼女は、私の残りの人生の始まりです」と報告した。

関係者によると、ハードは自分の赤ちゃんを身ごもることができないと医師にいわれた後、代理母の助けを借りて母親になることを決断したという。「アンバーにとって最も重要なことは、彼女がオナグの出産についてオープンにしていることです。アンバーは彼女たちにサポートされていると感じてもらいたいし、不妊の問題があっても赤ちゃんを産む方法はたくさんあることを実感してもらいたいのです」(同関係者)。

ハードは現在、2020年1月から撮影監督のビアンカ・ブッティと交際しているが、しばらく前に一人で出産することを決断し、オナグの唯一の法的な母親であることを「誇りに思っている」という。ハードは「アクアマン2」の撮影を控えており、前作に続いてアトランティスの王女メラを演じる。

ハードはジョニー・デップと2015年に結婚したが2017年に離婚した。離婚原因としてデップのDVを主張した。そしてデップを「ワイフ・ビーター」(妻に暴力をふるうDV夫)と報じた英紙「サン」をデップが名誉棄損で訴え、2020年7月にロンドンの高等裁判所でデップと法廷で対決した。その結果、裁判官は、デップが十数回にわたってハードに暴行を加え、3回にわたって「命の危険」を感じさせたと認定してデップは敗訴。今年4月にデップは、再審を求めて高等裁判所の判決に異議を唱える許可を控訴裁判所に求めた。デップの弁護士は、ハードが700万ドル(約7億7000万円)の離婚和解金を約束通りアメリカ自由人権協会とロサンゼルス子供病院に寄付しなかったと主張したが、裁判所はデップの控訴を却下した。

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