米テキサス州の女性が、ブラッド・ピット（54）にチャリティーイベントの資金集めに協力するよう頼まれ4万ドル（約420万円）をだまし取られたとして訴えたことが分かった。これに対してブラピは「彼女とは会ったこともない」と全面的に疑惑を否定。一体どうなっているのか？

米サイト「TMZ」によると、ピットを訴えたのはテキサス州のケリ・クリスティ―ナさんで、数年前にピットから連絡があり、彼が立ち上げた「Make It Right」基金のための資金集めを手伝ってほしいと頼まれたという。クリスティーナさんは、ピットと仕事上の関係を築き彼の慈善活動に賛同し協力したという。さらにはピットと結婚の話もしていたなどと主張しているという。

クリスティーナさんは、ピットが資金集めのイベントに出席するために2年間で4万ドル(約420万円)を送金したが、ピットは1度もイベントに出席しなかったとして契約違反と詐欺で訴え4万ドルの返金など損害賠償を請求している。

事実なら詐欺で大スキャンダルに発展しそうだが、ピットは今年3月に弁護士が彼女から「催告」を受け取るまではクリスティ―ナさんとは何の関係も知識もなかったと主張。「彼女は偽のブラッドに騙されていたのではないか」と話しているという。ピットの弁護士チームは、クリスティ―ナさんが勘違いしていると伝えたが、彼女はそれを無視してピットを訴えたという。いずれにしても裁判所がどう判断するのか注目される。