ジェニファー・ロペスが映画で演じた実在のストリッパーが暴露本

(2019年9月3日)

ジェニファー・ロペス(50)がニューヨークのストリップバーで起きた詐欺事件を題材にした映画「Hustlers」(原題)に出演して話題を呼んでいるが、彼女が演じたヒロインのモデルといわれる実在のストリッパーが暴露本を出版して、スターやVIPの客たちの狂乱のパーティ―について明かして波紋を広げている。

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米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、映画「Hustlers」は2015年にニューヨーク・マガジンに掲載された記事「The Hustlers at Scores」を原作にししたクライム・コメディで、ロペスのほかにコンスタンス・ウー、カーディ・Bなどが出演している。ニューヨークのストリップクラブを舞台に、ストリッパーたちがスターやVIP、ウオール街の男たちから大金をだまし取るという物語。映画は9月7日にカナダのトロント国際映画祭で上映され13日から全米で公開される。

そうしたなか、ロペスが演じているストリップクラブのオーナー、ラモーナ(上の写真=インスタグラムから)のモデルといわれる”サマンサ・フォックス“ことサマンサ・バーバッシュ(45)(下の写真=同)が彼女のクラブを訪れた客たちの実態を明かした暴露本「Underscore」(原題)を今月下旬に出版するという。サマンサは客たちから金をだまし取った共謀、暴行、重窃盗罪で起訴されて現在は保護観察中だという。

サマンサが経営していたストリップクラブ「Hustler」の客には、ラッパーや映画スター、年商が全米上位500社に入る「フォーチュン500」の会社のCEO、全米で最も大きな機関の一つのトップの億万長者、ホテルチェーンのオーナーなどがいたという。

「私の仕事はパーティ―にホットな女性をセッティングすることでした。彼女たちはたくさんのお金を稼ぎパーフェクトなボディで美人で、時にはセクシャルな行為もひつようでした。パーティ―は私と彼女たちに多額の報酬をもたらしました」という。

「ある夜、『Hustler』の個室で有名なR&B歌手がオールナイトでパーティ―をした後に、女性全員に1人8000ドル(約85万円)出すから滞在先のホテルでパーティ―の続きをやりたいといいだしたのです」という。「五つ星のホテルに着くとセキュリティが全員の携帯を預かり、情報非公開を守るという書類にサインさせられたんです。ワイルドなパーティ―で大量のドラッグが使われることをメディアに漏れないようにするためでした」という。

■一晩で2000万円使ったウオール街のVIPも

あるウオール街のVIPは一晩で11万5000ドル(約1200万円)使って午前5時に店を出た後に、サマンサとほかの店の女性2人を連れてクリスチャン・ルブタンの店に直行。店を開けるように頼むと、店のマネージャーから3万ドル(約318万円)以上の買い物をするように言われて、「大丈夫よ」といって店を開けさせ結局3人で8万ドル(約850万円)の買い物をして男性に支払わせたという。その男は喜んで支払いをして「明日またやろう!」といったという。

映画「Hustlers」側からは映画化にあたって何のコンタクトもなかったとしてサマンサは訴訟を検討しているというから、映画公開をめぐって一波乱起きる可能性も出てきた。