「国宝」興収133億円突破 米アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表選出に続き26年北米公開決定

(2025年9月9日12:00)

「国宝」第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞 日本代表作品に決定
「国宝」(全国東宝系にて公開中)(©𠮷田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会)

大ヒット上映中の映画「国宝」(李相白監督)が9月7日までの公開94日間で、観客動員数946万人、興行収入133億円を突破した。そして、米アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表に選出されたのに続き、26年の北米公開も決定した。配給元の東宝が発表した。

北米配給について「国宝」の公式Xでは「これまで長年にわたり長編アニメーション映画を専門とし、数多くの作品をアカデミー賞にノミネートされたことで知られている「GKIDS」が、今回新作日本実写映画初となる『国宝』を北米配給。 公開は来年2026年初頭を予定しています」と発表した。
「国宝」は第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に選出されており、今後、米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表され、さらにそこから5本に絞られたノミネート作品が発表される予定。北米公開決定で26年度の米アカデミー賞主要部門などの選考対象になることも決まった。

「国宝」は芥川賞作家・𠮷田修一氏の同名小説を映画化した作品で、任侠一門に生まれるが父親の組長が抗争で死亡し、歌舞伎の名門・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られて芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄(吉沢亮)の50年を描いた大作。喜久雄と横浜流星演じる花井の御曹司俊介の「血筋」か「才能」かをめぐる愛憎と友情のドラマや、1年半の特訓を経て臨んだ吉沢と横浜の華麗で圧倒的な歌舞伎シーンが人気を呼んで大ヒット。
8月21日までの公開77日間で、観客動員数782万人、興行収入 110.1億円 を突破。歴代の興行収入ランキングで、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円) に次ぐ第2位となった。