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映画
「国宝」第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞 日本代表作品に決定
(2025年8月29日13:00)

邦画実写映画歴代2位を記録して大ヒット公開中の李相日監督「国宝」が、第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞 日本代表作品に選出された。日本映画製作者連盟が28日、発表した。李監督作品では『フラガール』(2006年)以来、2度目の代表作品になる。
「国宝」の公式Xによると、今後、米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表され、 さらにそこから5本に絞られたノミネート作品が発表される予定。「 映画『国宝』、さらなる高みへ― 引き続き、応援よろしくお願いします」としている。
日本の代表作品は、申請があった9作品を5人の選考委員が選考して「国宝」が選ばれた。米国アカデミー賞国際長編映画賞は、米アカデミー会員の審査を経てノミネート5作品が発表され、来年3月15日にロサンゼルスで開催される授賞式で受賞作が発表される。同賞は、第81回(2021年)で滝口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が受賞している。また同賞の前進となる外国語映画賞を第81回(2008年)で滝田洋二郎監督の「おくりびと」が受賞した。
「国宝」は芥川賞作家・𠮷田修一氏の同名小説を映画化した作品で、任侠一門に生まれるが父親の組長が抗争で死亡し、歌舞伎の名門・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られて芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄(吉沢亮)の50年を描いた大作。喜久雄と横浜流星演じる花井の御曹司俊介の「血筋」か「才能」かをめぐる愛憎と友情のドラマや、1年半の特訓を経て臨んだ吉沢と横浜の華麗で圧倒的な歌舞伎シーンが人気を呼んで大ヒット。
8月21日までの公開77日間で、観客動員数782万人、興行収入 110.1億円 を突破。歴代の興行収入ランキングで、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円) に次ぐ第2位となった。