キアヌ・リーブス、ストーカー被害 自宅に6回侵入した男に接近禁止命令

(2023年2月2日11:40)

キアヌ・リーブス、ストーカー被害 自宅に6回侵入した男に接近禁止命令
キアヌ・リーブス(Instagram/@keanu_reeves_o_fficial__)

「マトリックス」シリーズや「ジョン・ウィック」シリーズなどで知られるキアヌ・リーブス(58)が、6回にわたって自宅に不法侵入したストーカーの男に対して裁判所に接近禁止命令を請求して認められた。男はキアヌとの血縁関係祖証明しようとしていたが、キアヌの弁護士は全く無関係としている。米メディアが報じた。

米サイト「TMZ」によると、「マトリックス」シリーズや「ジョン・ウィック」シリーズなどで知られるキアヌの弁護士は1月31日(現地時間)、キアヌとパートナーのアーティスト、アレクサンドラ・グラント(49)をストーカーのブライアン・ディクソン(38)から守るために、一時的な接近禁止令を求めて提訴した。ディクソンは、数か月にわたってキアヌらに嫌がらせをしてきたとしている。

訴状によると、キアヌはディクソンがカリフォルニア州の自宅に現れ続け、敷地内に侵入したと主張。ディクソンを調査するために警備会社を雇ったという。ディクソンは11月から1月にかけて6回キアヌ邸に不法侵入しており、最初は11月5日に横の門から入り、裏庭で寝ているのを発見されて追い出されたという。

ディクソンは翌朝戻ってきて、キアヌの敷地内に「疑わしく警戒すべき」リュックを置いていったという。その中には、キアヌとの血縁関係があると妄想し、それを証明しようとしたのかDNA検査キットも入っていたという。

キアヌの弁護団によると、ディクソンはキアヌとは全くの他人としている。さらに、ディクソンのいくつかの危険信号を発見したという。ディクソンは、ロードアイランド州で重罪の意図による住居侵入、強盗用具の所持、破壊行為の疑いで召喚状が出ているという。キアヌの弁護士は、この男の逮捕記録は20年前にさかのぼると主張している。

さらに、ディクソンはSNSに「ジャスパー・キース・リーブス」と名乗り不穏なメッセージを投稿し続けており、彼の個人的な権利をすべてキアヌに譲渡し、キアヌを彼の「管理人」にしようと企んでいると指摘している。キアヌによると、男は1月20日にも敷地に入ろうとし、現在警察が捜査しているという。

裁判官は、ディクソンがキアヌとアレクサンドラから100ヤード(約91m)以内に近づくことを禁じる一時的な接近禁止命令を出した。

キアヌのパートナーのアレクサンドラ・グラントは、絵画、ドローイング、彫刻、ビデオ、その他のメディアを通して、言語と書かれたテキストを考察するアメリカのビジュアルアーティストとしてロサンゼルスを拠点に活動している。