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ハリウッド特急便
「ジョン・ウィック:パラベラム」 キアヌが群がる殺し屋相手に壮絶アクション
(2019年10月7日)

キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋ジョン・ウィックを演じるアクション映画「ジョン・ウィック」シリーズの第3作目。イアン・マックシェーン、ローレンス・フィッシュバーンらのキャストに加えて、今回はハル・ベリーがウィックを助けるモロッコの謎の女ソフィア役で出演しキアヌと激しいアクションを見せている。監督は2作目に続きチャド・スタエルスキ。
■ストーリー
前作で一流の殺し屋が集まる裏社会の聖域「コンチネンタルホテル」の掟を破って、ホテルで殺しをしてしまった元殺し屋ジョン(キアヌ)は、1400万ドル(約15億円)の賞金を懸けられ、世界中の殺し屋から命を狙われ、死闘を繰り広げて満身創痍になるなか、かつて「血の契約」を交わしたソフィア(ハル・ベリー)に協力を求めてカサブランカに飛ぶ。しかし、そこでもトラブルが発生して、壮絶なバトルに発展。やがてジョンはコンチネンタルホテル・ニューヨークに戻り壮絶な最終決戦の火ぶたが切って落とされる。
■見どころ
馬に乗ってニューヨークの街を駆け抜けながらバイクで追ってくる殺し屋と刀や銃を使って死闘を繰り広げるシーンなど、キアヌが様々なパターンのパワーアップした超絶アクションを見せている。「チョコレート」(2001年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したオスカー女優ハル・ベリーが激しいガンアクションシーンを見せているほか、18歳のときにカンフーのヨーロッパ選手権で優勝した経験のあるハワイ出身の俳優マーク・ダカスコスが最強の刺客ゼロに扮してキアヌ相手に壮絶なカンフー・アクションを繰り広げている。
全米では今年5月に公開され、北米の興行収入が約1億7000万ドル(約180億円)、全世界で約3億2000万ドル(約342億円)の大ヒットを記録。「マトリックス」シリーズに続くキアヌの新たなドル箱シリーズになっていて、第4作目を予告するようなシーンもあった。
(2019年10月4日公開)