ビリー・アイリッシュ、感謝祭で七面鳥を食べるのを控えるよう訴える「毎年感謝祭で4600万羽もの七面鳥が殺されている」

(2021年11月25日11:50)

ビリー・アイリッシュ、感謝祭で七面鳥を食べるのを控えるよう訴える「毎年感謝祭で4600万羽もの七面鳥が殺されている」
七面鳥を抱えて訴えたビリー・アイリッシュ㊨(Instagram/@billieeilish)

ビリー・アイリッシュ(19)が24日(現地時間)、自身のンスタグラム・ストーリーズにシェアした投稿で、感謝祭の伝統になっている七面鳥を食べることを控えるように訴えた。アイリッシュは、12歳のころからヴィーガンの食生活を続けているという。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、アイリッシュは、生きた七面鳥を手にしている写真に、「七面鳥は世界で最も優しい生き物ですが、毎年の感謝祭では4600万羽もの七面鳥が殺されています」とのコメントを書き込んだ。そして「伝統を変えるのは難しいと思うけど、心に留めておいてほしい」と付け加えた。

感謝祭は米国やカナダなどの祝日の一つで毎年11月の第4木曜日(今年は25日)に、夕食に七面鳥の丸焼きを食べて祝う。

アイリッシュは、12歳の頃からヴィーガン(卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」)の食生活を続けているという。5月には英国版「VOGUE」誌に、食肉・乳製品産業の倫理観を学んだ後、ライフスタイルを変える決意をしたことを明かしていた。その際、彼女は「誰かに何をすべきか教えたいと思ったことはない」とした上で「動物の世界で何が起こっているのかを知っていながら、それについて何もしないというような人生を送ることはできないわ」と指摘した。

9月には、ナイキと共同でヴィーガン・スニーカーを発売した。エアジョーダンのデザインでいずれも100%ヴィーガンで、20%以上のリサイクル素材を使用しているという。10月にはテキサス州オースティンでのコンサートで、テキサス州の中絶禁止法に反対する発言をなど他の多くの問題についても公共のイベントやコンサート、ソーシャルメディア上で声を上げている。