ダニエル・クレイグ、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムの星を獲得 星の値段は550万円

(2021年10月9日10:00)

ダニエル・クレイグ、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムの星を獲得 星の値段は550万円
星を獲得したダニエル・クレイグ(Instagram/@dailycraig.hd)

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」が英国、日本などで大ヒット中のダニエル・クレイグ(53)が6日(現地時間)、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星を授与されハリウッドの殿堂入りを果たした。星を獲得したセレブとしては2704人目でクレイグの前にボンドを演じていた故ロジャー・ムーアさんの近くに置かれた。

英BBC・NEWSによると、クレイグの星は、架空の英国スパイのコードナンバーにちなんで、ハリウッド大通り7007番地に設置された。贈呈式には「007」シリーズのプロデューサー、マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ、そしてクレイグにとっては最後のボンド役となった「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」で悪役サフィンを演じたラミ・マレックも出席した。

クレイグは「マイケル・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリには、心の底から感謝しています。あなたがいなければ、私は今日ここにいなかったでしょう。また、ラミは美しい、美しい言葉をありがとう」と感謝の言葉を述べた。

そして「もし幸せが一緒にいる仲間よって測られるものだとしたら、この舗道で伝説の人々に囲まれている私は、とてもとてもとても幸せな男だと思います。本当にありがとうございました」と語った。

マレックは「彼が優れた俳優であり献身的であり、片手を後ろで縛りもう片方の手で(カクテルの)ネグローニを持ちながら、自分のスタントをすべてこなすことができることは誰もが知っています」と語り「彼は、信じられないほどの才能と責任感、そして信じられないほどの温かさと周囲の人々が必要としているものへの鋭い認識という、潜在的に相反する2つのものを同時に保持する能力を持っているのです」と称賛した。

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、新型コロナウイルスの流行により公開日が何度も延期されたにもかかわらず、英国では批評家の称賛を受け、ボンド映画の中で最高のオープニング週末興行収入を記録した。日本でも1日に公開されて先週末の観客動員数で1位(興行通信社調べ)の大ヒットスタートとなった。米国では8日(現地時間)に公開の運びとなった。

ウォーク・オブ・フェイムの星は、毎年、数百の候補者の中から選ばれたスターにハリウッド商工会議所が授与する。受賞者は5万ドル(約550万円)のスポンサー料を支払い、星の制作と設置、アトラクション全体の維持管理費用に充てられるという。