ハリー・スタイルズの”女装“をコルテス下院議員が擁護「素晴らしい」

(2020年11月24日13:15)

1D(ワン・ダイレクション)のハリー・スタイルズ(26)が舞踏会用のドレスを着て米ファッション誌「VOGUE」(12月号)の表紙を飾り一部で反発を受けているが、民主党のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員(31)がスタイルズのドレス着用を擁護して持論を展開した。


米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、コルテス議員はインスタグラムで、フォロワーからの「ハリー・スタイルズがVOGUEの表紙で見せたドレス姿をどう思うか」という質問に答えて「素晴らしい」と称賛した。「男性的な要素と女性的な要素のバランスが美しく、髪とジャケットのスタイリングがジェームス・ディーンの雰囲気をほうふつとさせています」とコメントした。

ハリー・スタイルズの”女装“をコルテス下院議員が擁護「素晴らしい」
(コルテス議員 =インスタグラムから)

スタイルズはテイラー・スウィフト(30)やモデルのケンダル・ジェンナー(25)と交際していたが、近年はジェンダーレスなファッションを好むようになり、バイセクシャルのうわさも流れていたが、自身のセクシャリティについて聞かれ「そんなことどうだっていいと思う」などと話したという。

LGBTコミュニティ支持を表明しているコルテス議員は「一部の人々は、社会における性別の役割の調査に狂奔しています。おそらく一部の人々にとって、男らしさや女性らしさについて怒りや不安を引き起こすのでしょう。もしそうなら、それはおそらくポイントの一つです。そうした反応について考え、調べ、探求し、関与し、そしてそれとともに成長してください」などとコメントしている。
コルテス議員は2018年の選挙で共和党候補のアンソニー・パパスを破り、史上最年少の女性下院議員となった。

一方、保守的系の作家キャンディス・オーウェンズ(31)は、ツイッターで「強い男性なしで生き残ることができる社会はない」とスタイルズの衣装を非難してLGBTQへの差別と反発を受けたがず、コメントを撤回したり謝罪することを拒否しているという。

「VOGUE」の公式ツイッター(上の2点)ではスタイルズの写真を投稿し「洋服で遊ぶのはとても楽しいものです。それが何を意味するのかはあまり考えたことはありません。何かを創造することの幅を広げてくれます」とのスタイルズのコメントを掲載し「12月号のハリー・スタイルズのカバーストーリーの全手を読んでください」とPRした。