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米ブロードウェー俳優ニック・コルデロがコロナ感染の合併症で右足切断

(2020年5月15日)

テレ朝「報道ステ」の総合演出で赤江アナの夫が顔出しでコロナ闘病を激レポ
(病室で闘病を報告する伊藤氏=15日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」から)

新型コロナウイルスに感染したフリーアナウンサー、赤江珠緒(45)の夫で、テレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の総合演出を担当する伊藤賢治氏(47)が15日放送の同番組で自身のコロナ感染闘病を顔を出し実名で生々しくレポートした。

同番組では、メインキャスターの富永悠太アナ(43)をはじめ5人がコロナに感染した。そのうちの1人の伊藤氏は。病室での闘病の様子を自ら撮影して生々しくレポートした。

伊藤氏は発症4日目の4月14日に入院。「インフルエンザのピークがずっと続いているようなそんな感じです」と説明。38.1度の高熱が続き、味覚障害があり、息を深く吸うとせき込んでしまうという。入院当初は、両側に肺炎があったが、血液検査で炎症の価も高くなく、酸素吸入の必要もなかったため「中等症」と診断されたという。解熱剤や抗生剤、抗マラリア薬としても使われる薬を服用。

■「サイトカインストーム」となり「アクテムラ」投与で回復

16日になっても熱は下がらず、ベッドに寝たまま激しくせき込む伊藤氏。重症化して酸素吸入を開始。「確かに呼吸は楽ですが、そんなに悪いのかと、ちょっとショックですね」という。重症化した原因として医師はサイトカインストームと診断。本来体を守るはずの免疫がウイルスに過剰反応を起こし、正常な細胞まで攻撃してしまう状態で、人工呼吸器やECMO(エクモ)が必要になる重篤化する危険性があったという。

重篤化を防ぐために主治医は、免疫の暴走を抑える効果があるとされるリウマチ用の「アクテムラ」の投与を選択。1日1回2日間点滴で投与された後、発症7日目に変化が起きたという。朝の体温は平熱に下がり、食事のときに味噌汁を嗅いで「おっと思ったのは、匂いがちょっとしますね」と話した。この日を境に肺炎を示すレントゲンの白い影が徐々に薄くなっていったという。咳も徐々に収まり、血液中の酸素の量も徐々に回復していったという。発症から17日目の4月27日に退院した。伊藤氏は「危険と隣り合わせの場面で嫌な顔一つせず接してくださった医療スタッフの皆さんには敬意を表したいし、感謝しています」などと語った。

妻の赤江珠緒アナウンサーは4月15日に発症。18日、PCR検査で陽性と判明したことを報告。娘は「陰性」だった。味覚障害やせき、発熱が続き自宅で療養していたが、その後肺炎と診断されて24日から入院していた。5月1日放送の同局「荻上チキSession22」(月~金曜、午後10時)にメッセージを寄せ、抗インフルエンザ薬アビガンで症状が改善したことを明かしていた。6日に退院して自宅で療養しているという。

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「#検察庁法改正案に抗議します」のツイート急拡大 それでも「今国会で成立させる必要がある」
(12日の衆院本会議で答弁する安倍首相=衆議院TVインターネット審議中継から)

検察官の定年を段階的に65歳に引き上げなどの内容を盛り込んだ検察庁法改正案をめぐって9日夜以降、俳優、歌手、著名人らが相次いでツイッターで抗議する投稿をするなどネット上で批判が急拡大している。日弁連も11日、反対する異例の会長声明を発表したが、「三権分立を破壊する悪法」「やりたい放題」「火事場泥棒」など、同改正案に批判が噴出している。芸能人らの声と同法案の疑惑の核心とは?

■「内閣や法務大臣が判断すれば『特例』で幹部ポストを続けられる」改正案

一般企業が「65歳まで雇用」という流れの中、同法案の「検察官の定年を63歳(検事総長は65歳)から段階的に65歳に引き上げ」という部分は問題ないところだが、「63歳になると検察幹部に就けなくなる『役職定年』制度も導入し、内閣や法務大臣が判断すれば『特例』で幹部ポストを続けられる」という箇所が「政権の検察人事に対する介入を可能にするもの」で、しかも一般の国家公務員の定年を65歳に引き上げる国家公務員法改正案と一本化して提出しているやり方も問題にされている。そしてコロナ感染拡大の外出自粛で国会デモもままならない時期に成立させようとしているなどと批判が殺到する事態に発展している。

■「政権寄り」と噂の黒川弘務・東京高検検事長の定年延長の閣議決定が発端

政府は1月に、国家公務員法の規定を用いて黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長を閣議決定しており、検察庁法改正案はそれを事後的に正当化するものという指摘もある。検事総長に政権に近い人物を起用するためではないかとも報じられた。黒川氏は「政権寄り」「守護神」と取りざたされている。

■安倍首相(国公法と検察庁の改正案は)「ひとつの法案として束ねた上でご審議していただくことが適切」

11日の予算委員会で立憲民主党の枝野幸男代表は、ツイッターで改正案への抗議が記録的な数字に上っていることを指摘し「感染症による危機状況を悪用した火事場泥棒」などと激しく批判した。

安倍首相は12日の衆院本会議の答弁で「大前提として検察官も一般職の国家公務員であり、検察庁法を所管する法務省において、一般法たる国家公務員法勤の勤務長に関する規定は検察官にも適用されると解釈としたことです」とし「その上で今般の国家公務員法等の改正法案の趣旨、目的は、高齢期の職員の豊富な知識、経験等を最大限に活用する点などにあるところ、検察庁法の改正部分の趣旨、目的もこれと同じであり、ひとつの法案として束ねた上でご審議していただくことが適切であると承知しております」とセットで審議するべきと主張。そして「恣意的」とする批判に「今般の法改正においては、検察官の勤務延長にあたって、その要件となる事由を事前に明確化しており、自らの疑惑隠しのために改正を行おうとしているといったご指摘は全く当たりません」と反論した。「なお、法案審議の手順等については国会でお決めいただくことであり、政府としてコメントすることは差し控えさせていただきます」としたが「今国会での成立」を目指しているとされる。国会の安定多数という”戦車“でツイッターの抗議など反対の声を踏み潰す構えのようだ。

■日弁連会長の反対声明「不偏不党を貫いた職務遂行が求められる検察の独立性が侵害されることを強く危惧する」

日本弁護士連合会は11日、「改めて検察庁法の一部改正に反対する会長声明」を発表した。

声明では「当連合会は、本年4月6日付けで『検事長の勤務延長に関する閣議決定の撤回を求め、国家公務員法等の一部を改正する法律案に反対する会長声明』を公表し、検察庁法改正法案を含む国家公務員法等の一部を改正する法律案に反対した」としている。

そして「検察庁法改正法案によれば、内閣ないし法務大臣が、第9条第3項ないし第6項、第10条第2項、第22条第2項、第3項、第5項ないし第8項に基づき、裁量で63歳の役職定年の延長、65歳以降の勤務延長を行い、検察官人事に強く介入できることとなる」と問題の”核心“について指摘した。

「当連合会は、検察官の65歳までの定年延長や役職定年の設定自体について反対するものではないが、内閣ないし法務大臣の裁量により役職延長や勤務延長が行われることにより、不偏不党を貫いた職務遂行が求められる検察の独立性が侵害されることを強く危惧する。『準司法官』である検察官の政治的中立性が脅かされれば、憲法の基本原則である三権分立を揺るがすおそれさえあり、到底看過できない。少なくとも当該法案部分は削除されるべきである」としている。

「しかしながら、政府及び与党は、誠に遺憾なことに、検察庁法改正法案を国家公務員法改正との一括法案とした上で衆議院内閣委員会に付託し、法務委員会との連合審査とすることすらなく、性急に審議を進めようとしている。5月7日に開催された内閣委員会理事懇談会の結果からすると、まさに近日中に開催予定の内閣委員会において本法案の採決にまで至る可能性もある。そもそも、検察庁法の改正に緊急性など全くない。今般の新型インフルエンザ等対策特別措置法上の緊急事態宣言が継続する中、かくも重大な問題性を孕んだ本法案について、わずか数時間の議論だけで成立を急ぐ理由など皆無である。
当連合会は、改めて当該法案部分に反対するとともに、拙速な審議を行うことに強く抗議する。2020年(令和2年)5月11日 日本弁護士連合会 会長 荒中」

■宮本亜門や井浦新ら芸能人もツイッターで「#検察庁法改正案に抗議します」

演出家の宮本亜門(62)や、井浦新(45)、城田優(34)、小泉今日子(54)、浅野忠信(46)、きゃりーぱみゅぱみゅ(27)ら芸能人も相次いでツイッターで「#検察庁法改正案に抗議します」の声を上げた。

演出家の宮本亜門(62)は「このコロナ禍の混乱の中、集中すべきは人の命。どうみても民主主義とはかけ離れた法案を強引に決めることは、日本にとって悲劇です。」とツイート。同法案を「民主主義とはかけ離れた法案」と強く批判した。

俳優の井浦新は「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい。」とツイート。
城田優は「大事なことは、ちゃんと国民に説明してから、順序に則って時間をかけて決めませんか? そんなに急ぐ必要があるんですかね。」とツイートした。

■元文部科学事務次官・前川喜平氏「黒川氏の定年は自在に延長できるわけだ」

元文部科学事務次官・前川喜平氏はツイッターで「要するに、2022年4月の改正法の施行までは現行国家公務員法により、施行後は改正検察庁法により、黒川氏の定年は自在に延長できるわけだ。」とからくりを指摘。「2025年2月の68歳誕生日まで黒川氏を検事総長に据え置くこともできる。検察庁法再改正で定年を70歳にすれば2027年まで据え置ける」と指摘した。