ディカプリオ、デ・ニーロ、スコセッシ監督 カンヌに登場 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」プレミアに出席

(2023年5月22日16:00)

ディカプリオ、デ・ニーロ、ス
レッドカーペットの(左から)デ・ニーロ、スコセッシ監督、ディカプリオ(公式サイトから)

マーティン・スコセッシ監督(80)の最新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(原題:Killers of the Flower Moon)が20日(現地時間)、カンヌ国際映画祭で上映され、レオナルド・ディカプリオ(48)、ロバート・デ・ニーロ(79)、ジェシー・プレモンス(35)ら出演者がスコセッシ監督とレッドカーペットに登場した。

アウト・オブ・コンペティション部門で上映された。 同作は、2017年に出版されたデヴィッド・グランのノンフィクション「花殺し月の殺人インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」が原作。1920年代のオクラホマ州オーセージが舞台で、土地の石油鉱業権を保持し高い利益を得ていたオーセージ族が次々に謎の死を遂げ、特別捜査官のトム・ホワイト(ジェシー・プレモンス)が、大規模な捜査を開始するが、利権や人種差別が複雑に絡み合い捜査が難航するという内容。

スコセッシ監督はデ・ニーロ主演の「タクシードライバー」(1976年)で最高賞のパルムドールを受賞し、「アフター・アワーズ」’1985年)で監督賞を受賞しているが、今回パルムドールを競うコンペティション部門に招待されていたが監督が辞退し、アウト・オブ・コンペティションでの上映となった。作品のランク付けへの抵抗感や、パルムドールへの過度な期待のプレッシャーなどを嫌ったとも報じられた。
プレミア上映では、大きな拍手と9分間のスタンディングオベーションを受けたという。同作は10月6日から米国の劇場で公開後にAppleTV+で世界配信される。

米PageSixによると、上映会後に現地のホテルでパーティが開かれ、デ・ニーロは、最近誕生した7人目の子供の母親ティファニー・チェンを同伴して参加。主演のジェシー・プレモンスは妻の女優キルスティン・ダンスト(41)と一緒にパーティーに参加したという。パーティ会場では、アマゾンの億万長者ジェフ・ベゾスとパートナーのローレン・サンチェスが、アップルのCEO、ティム・クックが談笑しているのがっ目撃されたという。

ディカプリオは、ひときわ注目を集め、「まるでリアルな「グレート・ギャツビー」のようだった」(関係者)という。その後、レストランで開かれた別のパーティーに顔を出したディカプリオは、ルーカス・ハースやトビー・マグワイアなど、いつもの仲間たちと一緒にパーティ―を楽しんだという。