ハリソン・フォード、カンヌに登場 「インディ・ジョーンズ」最新作ワールドプレミア 妻と並んで座れないハプニングも

(2023年5月19日12:45)

ハリソン・フォード、カンヌに登場 「インディ・ジョーンズ」最新作ワールドプレミア 妻と並んで座れないハプニングも
レッドカーペットの(左から)ジェームズ・マンゴールド監督、ハリソン・フォード、マッツ・ミケルセン (公式サイトから)

カンヌ国際映画祭で18日(現地時間)、シリーズ最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のワールドプレミアが行われ、主演のハリソン・フォード(80)が出席した。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、フォードは妻で女優のキャリスタ・フロックハート(58)と手をつないで会場に到着し万雷の拍手を浴びたという。

そうしたなか、2人が座席の配置を確認すると、キャリスタの席がフォードの隣ではなく、その後ろの席だったという。フォードもまた、その配置に気づき、キャリスタが彼のそばに立つと「おお」と声をあげたという。客席の1列目は監督、出演者たちが座った。

ハリソン・フォード、カンヌに登場 「インディ・ジョーンズ」最新作ワールドプレミア 妻と並んで座れないハプニングも
会場内のハリソン・フォードとキャリスタ・フロックハート㊨ (公式サイトから)

周囲の人々は拍手をしていたが、ヒヤヒヤする瞬間だったという。「誰が悪いのか、何が原因なのかは不明だが、2人を別々に座らせるのはかなり奇妙だ。特にフォードの晴れ舞台で」と同紙は指摘した。

フォードは1964年にメアリー・マーカットと結婚して2人の子供をもうけたが1979年に離婚。1983年に脚本家のメリッサ・まし寸と再婚して2人の子供をもうけたが2004年に離婚。2010年にキャリスタ・フロックハートと結婚した。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、大ヒットのアクションアドベンチャー「インディ・ジョーンズ」シリーズの5作目で「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008年)の直接の続編になる。
1969年を舞台に、アメリカと当時のソ連が宇宙開発競争をするなか、インディ(フォード)は歴史を変える秘宝「運命のダイヤル」を求めて最後にして最大の冒険に挑戦するという内容。これまで監督を務めていたスピルバーグは監督をジェームズ・マンゴールドに譲り、製作に回っている。フォードのほかに、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マッツ・ミケルセン、などが出演している。

映画については、今年のカンヌ映画祭で最も人気があるとみられ、妻が隣に座っていようがいまいが、フォードは大量のレビューを得ることは確実だという。同作は最高賞のパルムドールを競うコンペ部門ではなく、アウト・オブ・コンペティション部門で上映された。