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「ターミネーター:ニュー・フェイト」 シュワちゃんとリンダ・ハミルトンが28年ぶりの共演で圧倒的存在感

(2019年11月9日)

「ターミネーター:ニュー・フェイト」 リンダ・ハミルトンが28年ぶりに復帰して圧倒的存在感
「ターミネーター:ニュー・フェイト」 (TOHOシネマズ渋谷)

シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー主演の「ターミネーター」シリーズは、「ターミネーター」(1984年)、「ターミネーター2」(1991年)、「ターミネーター3」(2003年)、「ターミネーター4」(2009年)、「ターミネーター:新起動/ジェネシス」(2015年)と過去5作製作されている。最新作の「ターミネーター:ニュー・フェイト」は、「ターミネーター2」の正当な続編と位置付けられた。シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも「ターミネーター2」以来28年ぶりに復帰した。最新型ターミネーター「REV-9「が新たに登場するほか、ターミネーターではないが普通の人間より強い能力を持つ強化人間も登場するなどパワーアップしている。

■ストーリー

メキシコシティの自動車工場で弟と一緒に働く21歳の女性ダニー・ラモス(ナタリア・レイエス)はある日、未来からやってきた最新型ターミネーター「REV-9」(ガブリエル・ルナ)に襲われて命を狙われる。彼女を守るために未来からやってきた強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)が「REV-9」の前に立ちふさがる。ダニーと弟を車に乗せて工場から脱出してハイウエイでカーチェイスを繰り広げながら戦うが、追い詰められたところに、突然サラ・コナーが現れ「REV-9」を撃退して「アイルビーバック」(シュワルツェネッガーの同シリーズのきめゼリフ)といってその場を去って行く。その後グレースとダニーはサラと合流し、旧型ターミネーターのT-800(シュワルツェネッガー)を味方につけて、人類の滅亡を防ぐために「REV-9」と死闘を繰り広げる。

■見どころ

シュワルツェネッガーが年齢を感じさせないアクションでT-800を熱演。そして28年ぶりにシリーズに復帰したサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが凄みを効かせたせりふ回しとパワフルなアクションで圧倒的な存在感を見せている。同シリーズのファンにはたまらない2人の共演が実現した。そして液体金属で作られ不気味に姿を変えながら襲い掛かるシリーズ最強の悪役「REV-9」とT-800、サラ、グレース、そして今作のストーリー展開のカギを握るキャラクター、ダニーらとの壮絶な戦闘シーンは圧巻で、最後まで目が離せないSFエンターテインメントになっている。
(2019年11月8日公開)