Plusalphatodayツイッター

「マレフィセント2」 アンジーが究極のパワーと愛を秘めたヴィランを熱演

(2019年10月20日)

「マレフィセント2」 アンジーが究極のパワーと愛を秘めたヴィランを熱演
「マレフィセント2」(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

ディズニーアニメの名作「眠れる森の美女」を題材に、オーロラ姫に永遠の眠りの呪いをかけた悪役マレフィセントの視点から実写映画化したファンタジーの続篇。邪悪なヴィラン、マレフィセントにアンジェリーナ・ジョリー、オーロラ姫にエル・ファニング、オーロラ姫に求婚するフィリップ王子にハリス・ディッキンソン、イングリス王妃にミシェル・ファイファーなどのキャストで、監督は「コン・ティキ」(2012年)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(2017年)などを手掛けたノルウェーのヨアヒム・ローニング。

■ストーリー

永遠の眠りから目覚めたオーロラ姫は妖精たちが戯れる森でムーア国の王女として暮らしていた。そうしたなか、アルステッド国のフィリップ王子からプロポーズされて喜んでこれを受ける。マレフィセントはオーロラ姫とともにフィリップ王子の城を訪れて、イングリス王妃、ジョン王に挨拶をするが、マレフィセントと王妃は一険悪な関係になる。それでも周囲が納めて、結婚式が行われ、オーロラ姫を取り巻く妖精たちも招待されるが、王妃が妖精界を滅ぼそうと陰謀を仕掛けてオーロラ姫と妖精たちは絶体絶命の危機を迎え、マレフィセントが憤怒の怒りを爆発させ立ち上がる。

■みどころ

大きくて黒い角を生やし背中の大きな翼をもつマレフィセントに扮したアンジーが圧倒的な存在感を見せて、妖艶にして究極の愛を秘めた最強のヴィランを熱演している。原作となるディズニーアニメ「眠れる森の美女」のマレフィセントは、生まれたばかりのオーロラ姫に「16歳の誕生日の日没までに糸車で指を刺して死ぬ」という呪いをかける邪悪一辺倒の魔女だったが、アンジーのマレフィセントは斬新で大胆なアレンジをしている。血のつながりのないオーロラ姫に究極のファミリーの愛を示し、邪悪なものを許さず強大なパワーで悪を滅ぼし、さらには妖精界と人間界の戦争を止めて平和な世界を目指すなどアンジー流のマレフィセントになっている。妖精たちのファンタジーやスケールの大きい戦闘シーンなどもあり見どころの多いエンターテインメントになっている。
(2019年10月18日公開)