エルトン・ジョン、NYへ向かうジェット機のトラブルで恐怖体験

(2022年2月24日11:00)

エルトン・ジョン、NYへ向かうジェット機のトラブルで恐怖体験
エルトン・ジョン(Instagram/@eltonjohn)

英歌手エルトン・ジョン(74)が、ワールドツアーのためにイギリスからニューヨークへ向かう途中、プライベート・ジェット機がトラブルを起こして緊急事態に巻き込まれたことがわかった。英メディアが報じた。

英紙デイリー・メール(電子版)によると、エルトンの9000万ドル(約10億3500万円)のボンバルディア・グローバル・エクスプレス号が21日(現地時間)、高度約3000メートルで油圧トラブルに見舞われて恐ろしい体験をしたという。

21日(現地時間)、英ハンプシャー州のファーンバラ空港からニューヨークに向かい飛び立ったジェット機はアイルランドの上空約3000メートルまで上昇したが、パイロットが飛行機の油圧システムに問題があるため空港に戻ることを判断。無線で緊急着陸を要請し、消防車が滑走路に待機したが、暴風が飛行場を襲い、飛行機は2度にわたって着陸できず旋回し、3度目にようやく着陸に成功したという。関係者はこのトラブルで「エルトンが震えあがった」と語ったという。別の関係者は、「ジェット機が強風に揺さぶられて着陸できなかった。見ていて恐ろしかったよ」と語ったという。

エルトンはその後、ワールドツアー「Farewell Yellow Brick Road」の一環としてマディソン・スクエア・ガーデンで行われる公演に間に合うように、米国行きの飛行機に飛び乗り22日(現地時間)にマディソン・スクエア・ガーデンでニューヨークの観衆を沸かせたという。