ブラッドリー・クーパー、NYの地下鉄でナイフを突きつけられた恐怖体験告白

(2021年11月30日11:50)

ブラッドリー・クーパー、NYの地下鉄でナイフを突きつけられた恐怖体験告白
ブラッドリー・クーパー(Instagram/
@bradleycooper__original)

ブラッドリー・クーパー(46)がポッドキャストのインタビューで、ニューヨークの地下鉄で見知らぬ男からナイフを突きつけられた恐怖の体験を告白した。

米誌「US Weekly」(電子版)によると、クーパー(46)は、11月29日(月)に放送されたポッドキャスト「Armchair Expert」で、2019年10月に娘のリーを学校に迎えに行く途中、ナイフを突きつけられたトラウマ的な体験について明かした。

「私はいつもこれ(ヘッドフォン)をつけてニューヨークを歩いていました。パンデミック以前の話です。ロシアの学校に娘のリーを迎えに行くために11時45分に地下鉄に乗っていたら、ナイフを突きつけられました」と語った。
「それはとてもクレイジーなことでした。都会に馴染みすぎていたことに気づきました。私のガードは緩んでいました。私は地下鉄の終点にいました。自然と最後まで行ってしまうんです。誰かが近づいてくるのを感じた。写真でも撮りたいのかなと思った。振り返ると、『フレンチ・コネクション』か何かのように柱に突き当たって、下を見るとナイフがあったんだ」とクーパー。

リーはロシア人モデル、イリーナ・シェイク(35)との間の娘でイリーナとは2015年から交際し結婚はしないまま2019年に別れている。

クーパーは、そのナイフの長さが3インチ(約7.5㎝)近くあったことを思い出し、「歴史を感じさせる素敵なナイフだと思った」という。
「私はずっとヘッドフォンをしていました。何も聞こえませんよ。音楽を聴いているだけなんだ。だからスコアがついているんだ、全部スコアがついているんだ」と、グラミー賞を2度受賞している彼は笑いながら説明してくれました。「(何を聴いていたのか)覚えていないんだ。顔を上げると、その人の目が見えて、その若さに心を奪われるんだ」。

クーパーは、ナイフから逃げてはいけないと教えられていたにもかかわらず出口に向かって走り出したという。
「肘を上げて出口に向かって走り出しました。改札口を飛び越えて、白いタイル張りの地下鉄の入り口の周りに隠れて(携帯電話を)取り出したんだ。彼は飛び越えて逃げていった。私は彼の写真を撮った。そして、階段を上っていく彼を追いかけた。彼は7番街に向かって走り出しさらに2枚の写真を撮りました」と振り返った。その後、SUVに乗った2人の警察官に写真を見せて被害を報告し、地下鉄に戻って娘を迎えに行ったという。

クーパーは「世界にひとつのプレイブック」(2012年)や「アリー/スター誕生」(2018年)などでアカデミー賞の主演男優賞や助演男優賞などに8回ノミネートされている。 また歌手としては主演のレディー・ガガと共同で作り上げたサウンドトラックも絶賛され、「シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』 愛のうた」は第61回グラミー賞で最優秀レコード賞を含む3部門にノミネートされ、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンスをガガとクーパーが受賞した。映画は 第91回アカデミー賞に作品賞、主演男優賞・同女優賞を含む7部門でノミネートされ、歌曲賞を受賞した。
私生活では2006年に女優のジェニファー・エスポジートと結婚したが、2007年10月に離婚。2015年春からロシアのモデルのイリーナ・シェイクと交際し2017年3月にシェイクとの間に女児が誕生したが2019年6月結婚することなく破局した。シェイクとの破局をめぐって「アリー/スター誕生」で共演したガガとの噂が取りざたされたがその後立ち消えになった。