ハル・ベリー、カーディ・Bを「ヒップホップの女王」と呼んでニッキー・ミナージュのファン怒る

(2021年11月15日16:00)

ハル・ベリー、カーディ・Bを「ヒップホップの女王」と呼んでニッキー・ミナージュのファン怒る
ニッキー・ミナージュ㊧とカーディ・B (Instagram/@ nickiminaj/@ iamcardib)

女優のハル・ベリー(55)がカーディ・B(29)を「ヒップホップの女王」と呼んで、ニッキー・ミナージュ(38)のファンの怒りを買っているという。そして、ウィニー・ハーロウ(27)がMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで最優秀ヒップホップ賞を受賞したミナージュを「唯一無二のヒップホップの女王」と呼んで「ミナージュVSカーディ」の“女王争い”に拍車をかけている。

米サイト「TMZ」によると、ハルは13日(現地時間)、映画「Bruised」のプレミアでカーディ・Bを「ヒップホップの女王」と呼んだ。この映画はハルが監督と主演を務めており、ベリーとカーディが厳選した女性ラッパーのサウンドトラックが収録されているという。ハルは自身のインスタグラムにカーディと対談する動画を投稿して「新シリーズ "5 Rounds "では、@iamcardibと私がお互いの仕事について語り合うという、スパイシーなトピックをいくつか紹介します。11月19日に発売される『Bruised Soundtrack』の共同プロデュースを担当したカーディと一緒に、このシリーズをスタートできることをとても嬉しく思っています。これは史上初の女性だけのヒップホップサウンドトラックです。また、11月24日には、@netflixで映画『Bruised』が公開されますので、ぜひご覧ください」と映画『Bruised』とサントラをPRした。

「バーブズ」と呼ばれるミナージュのコアなファンたちは、ハルが「筆甫ホップの女王」の称号をカーディに与えたことに怒りをあらわにしたという。この称号は長年のキャリアとヒップホップ界での多大な影響力から、しばしばニッキーに与えられてきた。一方でカーディがより短い期間でより影響力のある人物として登場したと感じる人も多く、ハルも同じことを考えているようだという。

14日(現地時間)にハンガリーのブタペストで行われた2021MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは、ウィニー・ハーロウが最優秀ヒップホップ賞の受賞者を発表するときに、ミナージュの名前を言う前に「唯一のヒップホップの女王」と呼んだが、これはハルの発言を意識したものだといわれている。

カーディはツイッターで、「あなたたちの中には、こんな子供じみたことで揉め事を起こしたい女の子がいるのは知っているわ…でも、ハル・ベリーのことは忘れないでね。とにかく、彼女が監督した映画『#BRUISED』は11月24日にNetflixで配信されます。そして私たちが一緒に製作作した初の女性ラップ映画のサウンドトラックが今週の金曜日にリリースされるわ!」とコメントした。
いずれにしても、ハルとウィニーが火をつけた「ヒップホップの女王」をめぐるカーディとミナージュの”バトル“は今後エスカレートしそうな雲行きだ。