トム・クルーズ、ヘリでイギリス湖水地方に降臨しハイカー仰天 「MI:7」クランクアップ

(2021年9月20日14:45)

トム・クルーズ、ヘリでイギリス湖水地方に降臨しハイカー仰天 「MI:7」クランクアップ
トム・クルーズ(Instagram/@tomcruise)

トム・クルーズ(69)が「ミッション:インポッシブル7」の撮影中ヘリコプターでイギリスの湖水地方に降り立ち、現場に居合わせたハイカーたちを仰天させた。クリストファー・マッカリー監督はインスタグラムで同作がクランクアップしたことを報告してトムを絶賛した。2022年9月に全米公開される予定。

英紙「サン」(電子版)によると、イギリス北西部の湖水地方でハイキングを楽しんでいた男性アンドラス・カティカさんと友人のトゥティイさんは、頭上をホバリングしていたヘリコプターが着陸すると、ハリウッドのスーパースターのトムやスタッフが飛び出してきたという。トムは現地でパラシュートで降下するシーンを撮影した。

アンドラスさんは、「まさかハイキング中にトム・クルーズに出会うとは思ってもみませんでした。それが誰なのかわかったとき、私はとても驚きました」と振り返った。「トムはとてもフレンドリーで、写真を撮らせてくれると言ってくれました。とても楽しそうでしたが、撮影のために真剣に仕事をしているのも明らかでした」という。
そして「トムがパラシュートで降下するシーンを撮影するときには人だかりができていましたが、トムは緊張した様子を見せませんでした。彼は明らかに、自分がスタントに参加することで得られるスリルが好きなのです」と語った。

自ら映画のスタントをこなすトムは、ヘリからパラシュートで飛び降りるシーンを4回撮影した。関係者の説明によると、トムがパラシュートで降下する際に、ドローンが近くを飛ばないように高周波ノイズが使用されたが、その電波は非常に強力で、近くにいた牛が倒れてしまったという。「幸い、スクランブル装置のスイッチを切ったら、彼らは無事でした」(関係者)。

トムは、「このような美しい所にいさせてくれてありがとう」と地元の人々に感謝し話しかけられると気さくに応じたという。「映画の話をしたら、トムはパラシュート・ジャンプが好きで、何度かここでハイキングをしたことがあると言っていました。トムは急いで帰ろうとはせず、私たちを友人のように扱ってくれました」と居合わせた地元の人は語った。
トムは8月下旬には同作の撮影中に自らが操縦するヘリコプターで民家の庭に緊急着陸し、その家の子どもたちは思わぬハプニングに大喜びしたことがあった

■マッカリー監督がクランクアップをインスタで報告

クリストファー・マッカリー監督はこのほど、自身のインスタグラムで同作の撮影を終えたことを報告した。トムとのツーショットを投稿して「必要なのは良い人たちです。不屈の精神を持つ、止められない、容赦のないわれわれのキャストとスタッフにーベストの状況下でも、それは不可能だったはずです。それを目の当たりにしても、皆さんが成し遂げたことは信じられないほど素晴らしいものでした。言葉では言い尽くせないほどの感謝と賞賛の気持ちを、あなただけでなく、あなたの愛する人たちに伝えたいと思います。あなたは世界で最高の人です」とトムや共演者、スタッフたちを称えた。「ミッション:インポッシブル7」は、2022年9月30日全米公開の予定。