セレーナ・ゴメスが水着で腎臓手術を受けたときの傷跡を公開

(2020年9月26日13:15)

米誌「TIME」の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた歌手で女優のセレーナ・ゴメス(28)が24日(現地時間)、ブルーのワンピース水着でポーズをとる写真を自身のインスタグラムに投稿して、2017年に腎臓移植を受けたときの傷跡を見せ、それを披露することを「誇りに思っている」と明かした。

米誌「People」(電子版)によると、ゴメスはインスタグラムに投稿した水着写真に「腎臓移植を受けたとき、最初は傷跡を見せるのがとても難しかったのを覚えています。写真には写りたくなかったから、それをカバーするようなものを着ていたの。今は、これまで以上に、自分自身と私が経験したことに自信を持っています...そしてそれを誇りに思っています」とコメントを添えた。

ゴメスは2017年に腎臓手術を受けたときに、提供者の親友と一緒にの写真や術後のお腹の写真をインスタグラムに投稿して報告していた。その後、移植した腎臓が体内で向きを変えたのを治すために2度目の手術を受けており、右太ももに残った大きな傷跡を今回初めて公開した。自身の経験を受け入れて誇りに思うようになったという。

そして、「すべての体は美しい」というメッセージを発信してXSからXXLまでのサイズを取りそろえた水着ブランド「La’Mariette」を立ち上げたテレサ・マリー・ミンガスを「T」と呼んで「T - あなたが女性のために@lamarietteを立ち上げたこと、おめでとうございます...そのメッセージはまさに...すべての体は美しいです」と称えた。

■米誌「TIME」の「世界で最も影響力のある100人」に「アーティスト」部門で選ばれたゴメス

今週発表された米誌「TIME」の「世界で最も影響力のある100人」に日本から黒人の犠牲者の名前をマスクに記入して試合に臨み全米OPで優勝したテニスの大坂ナオミと、自身の性的被害を実名で告発して日本の「#MeToo」運動のパイオニアになったとしてジャーナリストの伊藤詩織さんが選ばれて話題を呼んだが、ゴメスも「アーティスト」部門で選ばれた。
女優のアメリカ・フェレーラ(36)は推薦文で「セレーナ・ゴメスは臆することなく、様々な分野で情熱的に翼と影響力を広げている。彼女は常に偉大なミュージシャンであり続けてきたが、音楽以上の存在でもある。昨年は、3枚目のNo.1アルバム『Rare』をリリースしたことに加えて、セレーナはHBO Maxの料理番組『Selena + Chef』で自身の料理を披露し、Huluのコメディシリーズ『Only Murders in the Building』の主演と製作総指揮を務めた。彼女は自身のビューティーラインを立ち上げ、10年間で1億ドルを集め、十分なサービスを受けていないコミュニティのメンタルヘルスサービスのために寄付することを誓っている。彼女は自身の巨大なソーシャルメディアのプラットフォームを利用して、投票を奨励したり、黒人の生活問題を支援したりしています」などと称えている。