米俳優タイラー・ペリーが億万長者に 米フォーブス誌が認定

(2020年9月2日12:40)

米俳優タイラー・ペリーが億万長者に 米フォーブス誌が認定”
億万長者に認定されたタイラー・ペリー(インスタグラムから)

劇作家、脚本家、俳優、映画監督などで活躍するタイラー・ペリー(50)が米経済誌「フォーブス」で正式に資産10億ドル(約1060億円)以上の“億万長者”に認定された。

「フォーブス」によると、タイラーの純資産は急上昇し、資産10億ドル(約1060億円)を超える「Three Comma Club」(3コンマクラブ)の新しい公式メンバーになったという。

タイラーの資産の内訳は、映画、テレビ番組、演劇などのライブラリ全体で3億2000万ドル(約340億円)。タイラーはそれらのコンテンツの権利を100%所有しているという。
現金と投資で3億ドル(約318億円)
ジョージア州の330エーカー(約134万㎡)の敷地に建つタイラー・ペリー・スタジオが2億8000万ドル(約300億円)。

昨年オープンしたストリーミングサービス「BET+」の出資金6000万ドル(約64億円)
家とおもちゃで4000万ドル(約42億円) 総額で10億ドルになるという。

■タイラー・ペリー
1969年9月14日生まれ。米ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のアフリカ系アメリカ人。舞台や映画で黒人文化や黒人社会の問題を扱い、特にアメリカの黒人女性層からの支持が厚い。自身が女装して演じる黒人女性マデアが主人公の「マデアおばさんシリーズ」など多数のヒット作がある。2010年12月の経済誌「フォーブス」の「エンターテインメント業界で最も稼いだ人物」では、1億2,500万ドル(約132億5,000万円)の収入で3位にランクインした。 2011年9月の同ランキングでは、2011年5月までの1年間の収入が1億3,000万ドル(約137億8,000万円)で1位になった。
貧困家庭に育ち、家庭内虐待に日々恐れながら暮らしていたといわれアメリカンドリームの体現者といわれている。