イーロン・マスク氏がアンバー・ハード、カーラ・デルヴィーニュとの“3P疑惑”を否定

(2020年5月19日)

イーロン・マスク氏がアンバー・ハード、カーラ・デルヴィーニュとの“3P疑惑”を否定
(㊧からハード、マスク氏、デルヴィーニュ=インスタグラムから)

女優のアンバー・ハード(34)、スーパーモデルで女優のカーラ・デルヴィーニュ(27)と3Pをしたとの仰天証言が急浮上した米国の大富豪でスペースXなどのCEOイーロン・マスク氏(48)が、”3P疑惑”を否定した。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ジョニー・デップ(57)が名誉棄損で前妻のアンバー・ハードに対して5000万ドル(約53億5000万円)の損害賠償を請求した裁判で、デップがハードと結婚していた2016年にハードとデルヴィーニュとマスク氏が3Pをしたとデップ側の証人が証言したという。デップはバイセクシャルのハードがデルヴィーニュと親密な関係にあったこと、またハードがデップのDVを理由に2016年6月に離婚を申請したころからマスク氏と密会していたことを疑っていたという。そうしたなか、その3人が3Pをしていたという新証言が浮上して、米芸能サイトなどでセンセーショナルに報じられた。

しかし、マスク氏は同紙の取材に「カーラと私は友達だが、親密な関係になったことは一度もない。彼女もそれを確認するだろう」と疑惑を全面否定したという。 「また、アンバーと私が付き合い始めたのは、彼女が離婚届を出してから約1か月後だということをもう一度確認したい。彼らが結婚していた間、私はアンバーの近くにいたことすらなかった」とアンバーとの交際はデップとの離婚後のことだと語った。ハードとマスク氏は2017年4月に交際をオープンにしたが、その後破局。マスク氏はカナダのミュージシャン、グライムスと交際しており5月に2人内だに男児が産まれた。

マスク氏はデップが2017年にハードと離婚した後も、ハードへの執拗な裁判を続けていることに言及し、「この訴訟は関係者全員が斧を捨てて前に進むことをお勧めします」と和解を勧めたという。

デップは2019年、ハードがDVの被害者としての体験をワシントン・ポストに発表した記事に対して、5000万ドルを請求する名誉毀損訴訟を起こしている。また、ハードとの離婚をめぐってデップを「DV夫」と報じた英紙「サン」を提訴した。デップはハードに対するDVを強く否定しており、彼女のDV被害の主張は虚偽で、ハードによって被害を受けたのは自分と主張している。その一つとしてデルヴィーニュやマスク氏との不倫関係を裁判で明らかにする作戦のようだ。

“3P疑惑”を裁判で証言したのはハードの親友の女性総合格闘家ラケル・ペニントンの元夫の格闘家ジョシュ・ドリュー で、2016年後半にデップが所有するロサンゼルスのマンションで3人が密会したと証言したという。ドリューは当時、家賃はただでデップのロスのマンションに住まわせてもらっていたという。
この件についてハードの広報は同紙の取材にコメントを拒否し、デルヴィーニュの広報は回答がなかったという。